給食が嫌だ

息子は13歳。小学5年生から不登校引きこもりです。息子は不登校初期に『何故かわからないけど、給食が嫌だ』と発言していました。
家庭ですと家族で食事の際、祖父母に対して毎回『あっちにいけ!』等の負の発言がありました。これにより不登校になった息子には嫌悪刺激になり、学校の給食(又は食事)にトラウマや自分でも気づかない恐怖などを感じている可能性はありますか?
自分の部屋では食事は普通にしますが、皆で食べるリビングには来ません。この事実から、皆で食べる食事に恐怖を感じているのかな?と思いまして。

<解説>

>息子は不登校初期に『何故かわからないけど、給食が嫌だ』と発言していました。
息子は何故自分が不登校になったのか分からない状態です。学校が辛いことは分かるのですが、何故辛いかという息子なりの理解が、給食がいやだったと言う事実から、その事実から学校が辛かったのだと理解しています。
息子が思い出せる学校で嫌なこととは給食だけだったのです。

不登校は学校に反応をして子供を辛くするトラウマの存在です。トラウマはとても強い辛いことでしか出来ません。多くは教師の学級運営です。給食が嫌なのに毎日強引に食べさせられたという現実が長い時間続くと、まず給食に反応をするトラウマが出来ます。その際には給食を見ただけで、給食を考えただけで、子供が辛くなります。それはいやだったと言う言葉で表現するよりもっと辛い表現があっても良いはずです。

それ故に子供の言葉から対応を考えたときには多くの場合間違えます。うまくいきません。うまくいったと思えてもやがてうまくいかなくなります。問題を生じます。

>家庭ですと家族で食事の際、祖父母に対して毎回『あっちにいけ!』等の負の発言がありました。
二つ可能性があります。
一つは祖父母の方の存在が子供にとって登校刺激になって居る
二つは母親に傍に居て欲しい、祖父母の居る位置には母親が居て欲しいと言う意味
きっと前者だと思います。

>これにより不登校になった息子には嫌悪刺激になり、
祖父母の方が登校刺激になって居るという意味で、祖父母の方が嫌悪刺激になって居ます。子供が不登校になる前に、不登校になっても、祖父母の方が子供に学校に行くようにとしきりに言ったので、祖父母の姿だけで登校刺激になって居ると推測されます。

>学校の給食(又は食事)にトラウマや自分でも気づかない恐怖などを感じている可能性はありますか?
給食は程度は弱いですが、恐怖刺激になって居ます。それよりも学校に来て給食を食べるのですから、学校に北だけでとても強い恐怖刺激を感じているはずです。その意味で、給食に注目する意味はありません。

>自分の部屋では食事は普通にしますが、皆で食べるリビングには来ません。
御母様以外の人にも登校刺激を感じていると推測されます。皆の中に祖父母や父親が入っているのなら、食卓に登校刺激がありますから当然そうなります。学校に通っている兄弟姉妹だけの場合でも、弱いですが登校刺激を感じて食事に出てこないでしょう。但し兄弟姉妹と子供との間に楽しい会話や触れ合いなどがある(例えばゲームの話など)があると出てくるようになりますが、そこに学校の話があると子供は出てきません。

>この事実から、皆で食べる食事に恐怖を感じているのかな?と思いまして。
食事には喜びがありますから、子供は自分の部屋の中で食事をしてくれます。きっと母親との間に登校刺激が無いので、母親が食事を持ってくるのを喜ぶでしょう。