子供の心を知らない

ような万引きをしてしまうことが多いようです。親から見ても普段持っていない物、買い与えていない物を子供が持っているから直ぐに分かります。

子どもがほしがっているのに、子どもが欲しいと親に言えない、言っても換えって親から叱られる、親が買い与えないことが大きな原因です。子どものほしがる行動は、その子どもの意思です。ですから、親はなんとしてもそれを叶えようとする必要があります。必ず叶えなくてはならないのではないですが、欲しがっているという子供の心を否定しないように、子どもの要求を拒否する必要があります。其れをしないと、かならずではないですが、万引きを行うことがありますし、多くの子どもの万引きは、このようなことから生じています。

>相談員支援の方
前記のように子どもの万引きを子供の心に沿って理解してくれる大人は極めて少ないです。まして公的な立場の人は大人の常識に沿った対応をしないと、その立場を維持できません。社会から避難をされます。常識的な対応をすると言うことは、万引きをした子供の心を理解できないという意味になります。

>『人様の物、店の物を盗むほど、判断力が低下している
判断をして行動をするのは大人の心です。子供の心は知識や常識は通じません。発作的に行動をするか、情動行動が中心です。そこには大人のような判断はありません。

>子どもを警察に連れて行った
警察はもっと常識的です。それでも経験的に発作的にしたことを知っている場合が多いので、今後の責任を親にとって貰って、子どもをそれ以上犯罪人扱いをしない傾向があります。

>後に落ち込みや感情の高ぶり等
子どもは発作的に万引きをしていますから、そこに感情は関与していません。その万引きをした子供を親や大人が責めたとき、子供の心はとても辛くなります。子どもとして理解できないことを責められるからです。その責められたと言うことは情動の回避系が作用をしますから(叱られたと子供は反応をします)、子どもが荒れたり問題行動をするようになります。それを大人の方で感情の落ち込みとか感情の落ち込みと、大人と同じように理解をするのでしょう。当然それは子どもの心に当てはまりません。

>親だけでは対応が難しくなる
万引きの解決は親しかできません。他人がすると常識的な対応になり、子供を責めることになるからです。子どもがどうしても欲しい物があるのに、親がその子どもの希望を叶えようとしない、叶えられない、それを子供の心を否定しないように伝える必要があるのです。

心療内科に連れて行った方がいい』と言われました。
心療内科、精神科は大人の心を観察して考え出されてる経験医学です。子供の心には当てはまりませんから、小児心療内科の医師なら、少しは子供の心を配慮してくれるかも知れませんが、前述のように子どもは病気ではありません。投薬の対象になりません。子どもの欲しいけれど得られない満たされない思いを解決出来るのは母親だけです。母親と言うだけで、母親の子どもにとって子供の心が満たされない、心が辛い、その心を癒やす、子どもが納得して我慢をしてくれるようにできます。