こんな弱い子に

子供の心を守るためには、それでよかったのだろう……と今は理解できます。でもその一方で、ずっとこのままだったらどうしよう……と心配でたまりません。その背景には、強い圧をかけてしつけてきた私との関係があります。こんな弱い子にしてしまい猛省しています。
今後の私との関わりをどのように変えていったら息子は、人の罪を隠すことなく自己犠牲ではなく対等に人と付き合えるようになりますでしょうか?14才ですけど、まだ改善の余地はございますでしょうか?

<解説>

>こんな弱い子にしてしまい猛省しています。
心が強い、弱いという考え方は、大人の心の考え方です。子供の心に当てはめたら間違いになります。ですから、息子さんの心が弱いこと理解したら、大きな間違いになります。息子さんは、息子さんなりに辛さを可能な限り耐えてきているのですが、耐えきれなくなって問題行動を起こしています。お母さまとの信頼関係の不十分さから、友達の誘いを断り切れなくなっていました。

今後は、今まではどうであっても、息子さんがお母さまの子どもである限り、今後は、全てお母さまがお子さんの辛い心を守れば解決します。猛省と書かれていますが、その内容がお子さんとの間の信頼関係を作るための反省なら、御願いします。

>今後の私との関わりをどのように変えていったら息子は、人の罪を隠すことなく自己犠牲ではなく対等に人と付き合えるようになりますでしょうか?
それは大人の心の考え方です。子供の心に当てはまりません。大切なのはお母さまと息子さんとの信頼関係が全てとは言いませんが、極めて大切です。子どもはこの信頼関係に縛られたいのに、お母さまが作って下さっていない、作り方が不十分だっただけです。

>14才ですけど、まだ改善の余地はございますでしょうか?
お母さまと息子さんとの信頼関係が全てだと言って良いと思います。
お母さまの描いている子どもの姿のように、改善しようとすると、それは今の息子さんを否定することになり、息子さんを信頼していないことになることを理解できますか?

答えは、お母さまと息子さんとの間に信頼関係ができると、後は息子さんが一番良い様に答えを出してくれます。その際にお母さまの思いを素直に感じ取って、行動をしてくれます。