- 今回の講演は、今の大人にとって非常識な内容です。今回の講演を馬鹿げていると感じる人は普通の人です。常識的な人です。心が元気な子どもに対応できますが、不登校などの心が辛い子どもに対応をする資格がありません。不登校などの心が辛い子どもの心は非常識な世界にあるからです。不登校などの心が辛い子どもへの対応は常識の逆が当てはまることが多いです。
- 今回の講演を子どもの心に沿った物だと理解できる大人で、現代医学が動物から学んだ物だと理解できる人なら、現代心理学(心の医学)も動物の心から学ぶべきだと考えていただけると思います。
- ただ動物にその動物なりの言葉がありますが、意識がありません。意識は人間の大人特有な物です。意識については現代の心理学に任せるとして、子どもの心を動物の心から学ぶと、その結果は子どもの心にとても良く当てはまります。
- 進化論は何故今の人類が存在しているのかを経験的に示しています。子どもの心身もこの進化論に即しています。但し大人の心だけは進化論から逸脱しています。大人の利益、知識に即した論理を、つまり大人の心=意識の機能を使っている心だからです。
- 子どもの心とは思春期過ぎぐらいの子どもの心です。性差や個人差があります。思春期になると脳は大人の脳になります。しかしその脳の機能が大人の脳の機能になるには、ある時間大人として脳の機能を日常生活の中で練習してからになります。