部屋に風が通る

息子は朝起きてきました。昨日も夜に就寝したようです。
今朝は息子はごはんも食べずに二階へ戻ってしまいました。
先ほど、ママ部屋片付けたーと、声がしてのぞいたら綺麗にた片付けてあり風が通り抜けてボサボサの息子の髪がなびきました。
感動しました。息子の部屋に風が通り抜けるなんて夢のようです。
私はわあいいね、驚いた!と一言いニッコリしました。

<感想>
息子さんの心は元気になってきていますが、未だ、心のエネルギーは中頃だと思います。
でも、御母様は今の対応で良いです。時間とともに心のエネルギーが大きくなる可能性が高いです。

オーラ

ブログのコメント欄から、急いでお答えした方が良いと思われますので、それにお答えします。

>「思うのは仕方がありませんが、お嬢さんに伝わらないようにお願いします。」
これは私も時々言うことですから、私の言葉かも知れません。

>どうすれば伝わらないようにできますか?母親が思っている時点で、子供には伝わっているのではないですか?私が今までかかった専門家には、そう言われました。
お子さんが荒れたり問題行動をしたり、心の病の症状を出しているときの御母様の対応は、共感とスキンシップだけです。どんなお子さんの姿でも、それでいいよ、御母様はそれでいいと思っている、と言う言葉だけです。たとえ常識に反していても、目の前のお子さんの姿を認めてあげてください。
お子さんが荒れたり、問題行動をしなくなったり、心の病の症状を出さないときは、お子さんを見ない、お子さんに言わない、御母様の笑顔です。

>だから、学校に行ってほしいとか、昼夜逆転、ゲーム没頭、引きこもりが、いつまでこのままなのだろうとか、思っちゃいけないと、私がかかった専門家からは言われました。その思いが、子供に伝わるからと。
思ってしまうのは仕方がないことです。思っても良いように、お子さんの前では、お子さんに何も言わない、お子さんを見ないようにする、御母様の笑顔です。
一概に言い切ることはできませんが、概して御母様は昼間働きに出た方が良いです。

子どもが感じるオーラとは、御母様の目線、御母様の言葉の内容と語調、そして御母様の表情や行動から感じるようです。オーラとは具体的な感情ではなくて、どことなく感じる感情です。

>専門家が、昼夜逆転、ゲーム好きなだけさせろ、引きこもりを肯定しろ、それが心の回復に必要だからと言うからそうした。
この言葉自体は、言葉の上では間違いではないですが、具体性が伴っていない言葉ですね。具体的には上記のように対応なさるので良いです。

赤沼先生も、「オーラ」という言葉をたまに使われますよね。母親の気持ちがオーラとなって、子供に伝わると。やはり、思ったらそれが子供に伝わってしまうんじゃないですか。
その通りです。ですからオーラを感じさせなければ良いだけです。そのために、母親は子ども達から離れる必要があります。ただしその際に、御母様の笑顔だけは必要です。演技でも良いです。

>「思うのは仕方がありませんが、お嬢さんに伝わらないようにお願いします。」それができたら苦労しません。
そのために、上記の対応を御母様にお願いします。お嬢さんに登校刺激を与えなければ良いだけです。御母様自身に登校刺激があるなら、それをオーラで伝わっていると表現されるのなら、上記の対応を、笑顔でお嬢さんから離れる対応をお願いします。

この笑顔がないと全く逆な効果を生じます。お嬢さんを守りたかったら演技でも良いですからお嬢さんの前で笑顔をして、其れ以外の時はお嬢さんから離れてください。それでお嬢さんの方がお嬢さんの問題点を自分で解決します。

疎外感

息子は変わらず穏やかや表情、にこやかに私を見てくれていますし、昼夜逆転、ゲーム漬けの日々です。

先日、納豆を食べた後がありました。自分で冷蔵庫から勝手に出して食べていました。負担の食事は一日一回食べる程度で、其れ以外はカップ麺や買い置きしてある菓子パンを食べています。ですから、納豆を食べたのにはおどろきました。

その日に息子が、友達の女の子からちゃんと野菜を食べてるのか?というラインが来たと話してきました。その女の子は、小学校のクラスメイトで塾で一緒に学んでいた仲の良い女の子です。その女の子から、野菜を食べなさいよ、ちゃんと生野菜を!と言われたんだと、息子は笑っていました。

母親の私が言っても従わないくせに、その友達の女の子から言われて少しでも体に良いものをと納豆を食べたのではないかなと思いました。ラインで小学校のクラスグループにも入っているようですし、友達からの登校刺激が多少はあるかと思います。しかし、そこは母親には入れない部分なので、見守りしかないですね?

息子の穏やかな顔を見られる毎日がありがたいです。もっと息子と話したい、という気持ちをグッとこらえています。そこで質問ですが、息子は母親から話しかけてこないことに寂しさを感じたり、母親が姉妹(不登校でない)を連れて出かけたり、外で遊んだりていることに疎外感を持ったりしていないのでしょうか。

この母親からの質問にどなたか答えていただけませんか?

母親の存在

不登校の娘は部屋で泣いている時があります。  
>そんな時は、娘に寄り添い 
>背中をさすったり、抱きしめたりします。
大好きだよ、今のお嬢さんでいよ、と言う言葉もお願いします。

>母としては苦しんでいる娘を見るのが本当に辛くて
>親として自信がなくて、拒絶されていた時期もあり
>寄り添いながらもこの時が早く収まって欲しいといつも思っていました。
思うのは仕方がありませんが、お嬢さんに伝わらないようにお願いします。

>ある時娘が、辛い時に 
>お母さんが部屋に来てくれると
>ドキドキや不安が自然と収まる
>それはお父さんではダメで 
>お母さんにしかできないと言っていました。
その通りなのです。それほど心が辛いお嬢さんを認めようとする御母様の存在の意味があります。

>一人にして欲しいような
>でも一人はさみしい
>そんな時寄り添えるのは
>やっぱり私なんだなと確信しました。
>これからは母として
>もっと自信を持てる気がしました。
母親であるだけで良いのです。母親の共感とスキンシップだけです。これは先周りをしても良いですが、其れ以外のことは先周りをしないでください。

自分探し

不登校の子どもを育てている母親からのMSGです。母親は子どもを学校に行かせる対応を止めて、家の中でゲーム漬け、ネット漬けの状態を続けさせています。

<MSG>

おそらく、息子は、成長して、だいぶ変わりました。性格も変わりました。自分で、昔の自分にはもう会えないよと言うぐらいですから。
でも、他人からしたら、息子が良くなっている?なんと言えば良いかわからないですが、普通?になってきている?とは全く言えない状態です。
昼夜逆転は逆転しすぎて、いつか元に戻ってから、また逆転するのか?というくらいもう、ちょと分からないです。犬と外行きたいから今寝たら起きられないなー、、、と言いながらも、朝ソファで寝落ちしていきました。
言葉はあてにしてないのですが、よく、犬の散歩いこうよと誘われます。本当に行くこともあれば、寝ていて一日が終わることもあります。そして起きれなかったことに、腹を立てて、怒りをぶちまけることもあります、、。ほっといていますが、これは、どういう状態なんでしょう、、、?起きたかったけど、起きられなくて、お散歩にいきそびれたこと、自分に怒っているのか、、起こさなかった私?に怒っているのか、不明です。息子なんとなく、自分に対してイライラしているように、私は感じます。

<解説>

>おそらく、息子は、成長して、だいぶ変わりました。性格も変わりました。自分で、昔の自分にはもう会えないよと言うぐらいですから。
学校を忘れることで、素直な自分で成長をしてくれているようですね。後、もうしばらくすると、今度は家の外に向かっての動きが出てきます。実際に自分で社会と触れ合い、その社会の中で生きていこうと、成長をしようとし出します。

>でも、他人からしたら、息子が良くなっている?なんと言えば良いかわからないですが、普通?になってきている?とは全く言えない状態です。
多くの人にとって、学校に行かない子どもの成長は考えられない物です。当然お子さんの姿は普通ではありません。でも、この時期を乗り越えて、普通以上に普通になるのが驚きです。

昼夜逆転は逆転しすぎて、いつか元に戻ってから、また逆転するのか?というくらいもう、ちょと分からないです。犬と外行きたいから今寝たら起きられないなー、、、と言いながらも、朝ソファで寝落ちしていきました。
心がだいぶ元気になってきたという姿です。この姿がもう少し続きます。いつこの姿が終わるのか、推測ができませんが、経験的にそれほど長い時間ではないと思います。

>言葉はあてにしてないのですが、よく、犬の散歩いこうよと誘われます。
誘われたら、御母様は可能なら一緒に犬と散歩に行かれた方が良いです。

>本当に行くこともあれば、寝ていて一日が終わることもあります。
それもそのままそれで良いと認めてあげてください。以下のように心が元気になっていく経過の姿ですから。

>そして起きれなかったことに、腹を立てて、怒りをぶちまけることもあります、、。ほっといていますが、これは、どういう状態なんでしょう、、、?
自分探し、自分のあり方を、求め始めているが、うまくいかないという意味だと思います。今はこれで良いです。これから息子さんなりに代わってきます。息子さんなりに起きて犬の散歩に行き、釈迦との触れ合いを始めます。

>起きたかったけど、起きられなくて、お散歩にいきそびれたこと
自分探しを始めたばかりですから仕方がありません。

>自分に怒っているのか、、起こさなかった私?に怒っているのか、不明です。
表現は自分に怒っている、自分探しがうまくいかないという意味です。怒りの形ですが、それは試みたけれど失敗しちゃったという意味で、怒りではありません。

>息子なんとなく、自分に対してイライラしているように、私は感じます。
息子さんなりの失敗したときの表現の仕方です。失敗しても挑戦を繰り返して、その経験から失敗をしないように息子さんなりに工夫をするようになります。絶対に御母様は答えを与えないでください。

強者、弱者

ある不登校引きこもりの子どもを育てている母親からMSGを頂きました。

<母親より>

弱者強者、という考えが、ずっと、頭に残っていて、不登校のこどもは、ただ、弱虫なのか?そう思いつつ、なんか違うと思っていました。それは、多分、わたしの中に弱いことが、ダメなことだという、考えが残っていたからです。でも、こどもは、弱くても、それが、その子の姿なのだから、ダメなことではないと、納得したのです。

こどものうちは、弱いことを許されなくてはいけないと、分かったからです。弱いことを認められて、安心して、過ごしていれば、こどもが自分で、強くなりたかったら、そうなろうとするのだとわかったのです。

今こどもの状態は、一月前ともまた違います。私から、少しずつ、離れるようになりました。あんなに一緒だった犬とも、離れる時間があります。だからといって、登校刺激に苦しんでいるようには、見えません。自己否定も感じません。
自分の部屋を、自分の好きなようにし始めました。

休みの日は犬を広場に連れていきたがります。以前は自分が走り回っていた広場です。今は、走り回ったりはせず、犬を散歩させるだけで、帰宅します。まだ、外の世界は、疲れるのかな、と感じます。

<解説>

ここでの弱者とは、心が辛い子どもです。強者とは心が元気な子どもです。身体が強い、弱い、という意味ではありません。

>こどものうちは、弱いことを許されなくてはいけないと、分かったからです。
子どもには、新しいことを知ろう、同年代の子どもが好きだ、与えられた環境に順応しよう、母親を大好きだ、と言う本能を持っています。心が辛い内はまず母親で心を癒やして心を辛くなくすると、子どもはその持っている本能から動き出します。子どもの持っている本能から動き出すことが、心が元気な姿です。

常識的な子育て、非常識な子育て

以前の私の子育ては、食事の食べ方から、人のお家にお邪魔した時のマナー、ありとあらゆる事に口うるさく言ってきました。出来ていない時には、すぐさま手を上げました。4人の子ども達が幼い時から、ずっとそうでした。それが母親がする子育てだと、それが躾だと思っていました。

子供達は私に、どんどん歯向かってくるようになりました。それを力尽くで叩き、暴力でねじ伏せていました。その後、子供たちは不登校になり、荒れ狂ったり、病の症状を出したり・・・

一通りの事はやってみたのですが何をやっても、何処に行ってもうまく行かず、やっとの思いでネットで見つけメールで相談して、それからはこちらの方法を取り入れるようになりました。今は、全く非常識な子育てと言うものをやっています。やっている事は子供たちに全く躾の話などはせず、「見ない・言わない・共感とスキンシップ」のみ。あとは好きに生活をさせています。

数年経って地獄の時期は峠を越し、今は凪の状態とでも言いましょうか。不登校の子供たちは、まだまだ世間で言う引きこもり生活をしていますが、穏やかな日常が送れています。

何とか学校に足を運んでいた娘は、どんどん常識人になっていきました。そして同級生の子供間の非常識を、私に愚痴ります。(笑)

母親が非常識な子育てをすればする程、心が辛い子供には常識的な事が身につく…本当に不思議ですね。(少し前になるのですが、お箸の持ち方が四人とも本当に上手で、いったいどうやって身につけたんだろうと、口にはしませんでしたが我が子ながら感心しました。)