心の力、心のエネルギー

とても難しい議論ですが、分かる方は読まれてみてください。

ある物理を専攻している人から、、F =M・A という法則の左辺は心理的現象を表し、右辺が物理的現象を表していると見えます。というMSGを頂きました。Fは力、Mは質量、Aは加速度、ですが、その様なことを理解なさらなくても良いです。物理領域での力の表現です。この式のFは物理的現象の力を示しています。ですから、身体の体力に関係していても、心理学的にそれほど大きな意味を持っていません。物理的なエネルギーと表現しておきます。本当はエネルギーではなくて、力です。

心理学的にはA(物理学的なAのベクトル的な意味合い、方向とその大きさがとても意味があります。心が元気な子どもではAはプラスで、心の元気さの尺度として(実際は表現が難しいですが)とても大切です。Aが0付近の子どもは自発的な動きがないか、あっても弱いです。それでも子供の心理学の対象になりにくいです。

心理学的にはAがマイナスの場合があります。と言うより心の問題を扱うときには、概念的ですが、Aがマイナスの子どもの対応、つまりAをどうやってプラスにするかという対応法が、子供の心の問題の解決法になります。

Aがマイナスの場合、子どもはAが0又はプラスになるような所に、本能的に逃げます。逃げられない時には、本能的にAの方向性は破壊行動に走ったり、Aをマイナスにするような人や事柄について、その子どもなりにAが0になるような行動をします。それは多くの場合、一般の人には、問題行動として理解されることが大半です。

Aが極端にマイナスになり、0に近づくことがないときには、そのAの方向性は、所謂心の病の症状を出します。マイナスのAが自分の心に対して事故破壊てきな行動をするようになります。

このAは力ではないです。当然加速度、ポテンシャルです。しかし多くの人はそのことを理解できないので、心の力、心のエネルギーと私は表現しています。Aがプラスの時、子どもはそのポテンシャルを用いて、その子どもなりに色々な挑戦や、大人からの指示を実現化しようとしたりします。