ある母親からのMSG

ある母親からのMSG

>その時、うっかり、**ちゃんが死時はママも一緒に死ぬよ、と余計なことを言ってしまいました。
確かに余計なことを言ってしまったかもしれませんが、そこまで辛くはさせてないように思います。

<主催者注釈>
死ぬという言葉に、子どもが大人と同じようなはんのうをすることはありません。かなり大人に近づいたら、大人と同じような死の意味を持つようになります。小学生ぐらいでは未だ、死ぬの言葉の意味として、大人の言葉でいなくなるというような意味に理解しているようです。
このケースの場合も子どもは死ぬにいなくなると言う意味を感じていたはずですから、母親が死ぬと言ったとき、子どもは自分と一緒にここにいなくなると言う意味に理解します。つまり住み慣れたここにいなくなるという辛さはありますが、それと同時に今の辛い場所から逃げられるという安心感が伴いますから、母親と一緒という極めて大きな安心感が、子どもに生じるはずです。

>それを聞いた娘は、そんなことしなくていいよ、と言いました。
「一緒に死んで欲しい、とは思っていない。私に共感をして欲しい。」と言う事だと思います。

<主催者注釈>
きっと不登校のお子さんを育てた経験がある御母様の言葉でしょう。
確かに母親の言葉は、心が辛い子どもへの共感という意味で、とても意味がある言葉でした。母親のこの言葉が、とても子どもの心を安心させた、つまりとても良い共感を伝えたので、子どもは今まで通りここにいたいと言う意味を行ったのだと思います。