不登校の次女 解説1

>小4の次女についてです。小2から完全不登校で、全く学校に行っていません。中3の長女が進学について話をしている中、大きな変化もなくまゆごもりができている次女です。
母親の言葉、全く学校に行っていません、と書かれています。次女が小学2年生から学校に行かそうとしてもいけないというのではなくて、次女が小学2年生から学校に行こうとしないのを、母親が許可しているという意味です。ほとんど全ての不登校の子どもの母親は全く学校に行けませんと、学校に行かそうとしても子供が学校に行けなくて、家庭内で問題になっていると推測される表現をする傾向があります。次女の母親は次女が学校に行こうとしないと其れをそのままにしておいたという意味です。とても常識では考えられない母親の対応です。

なぜ母親がこのような対応を次女にしたかというと、不登校に関してとても辛い経験をして、それを乗り切った実績があるからです。それが学校に行かれないときには学校を休み、学校に行かれるようになったら学校に行ったという経験をして、母親自身が自信を持って子供に学校を休ませているからです。確かにもう学校に行かなくなって2年もたっています。それでも母親は次女を信頼し続けています。

現在の次女は登校刺激に反応をしていません。次女なりの成長をして不登校引きこもりを続けています。母親が繭籠もりと表現しているのは、次女が不登校をして家の中にいても、次女の方なりに成長を感じているからです。次女が成長をして繭を破って繭の外に行く、つまり引きこもりを止めて必ず家の外に行く、その行く先に学校があると感じているからです。その兆候が既に見られていることを次に書きます。