母親にだけ荒れる娘 に意見5

<MSG>

男の子は小学六年生から不登校になり、中学は全く行っていません。それでも高校は通信高校に入学して、今高校3年です。この春から全くスクーリングに行っていません。けれど先日高卒認定試験は合格しましたが、来年の大学受験は諦めているようです。
最近の息子は家で何度か子供が自分から受験勉強を始めましたが続かなくて、家でイライラしたり暴力的になることが増えてきて、母親は男の子と二人の生活(父親は単身赴任)に限界が来て、今は母親の実家に(以前お世話になっていた)また戻る形になり、母親は自宅と実家をしばらくは行ったり来たりする予定です。というのは子供が祖父母とも上手くやれなかった事があり、その点も母親にとって心配なためです。
今回実家に移る前に男の子の暴力がひどくなり母親が耐えかねて二度ほど警察を呼んでしまいました。その時は子供がドアにカギをかけて母親を締め出したため、子供は警察の人との接触は無かったのですが、その件がきっかけとなり、母親の手に負えないためまた実家でお世話になっています。
しばらくは母親は子供と二人の生活が怖くなってしまいました、今年子供がまた不登校になってから、子供を見守る心づもりをしてやってきましたが何がいけなかったのか...どうしたらいいのかわからなくなってしまいました。
子供は毎日ギターを弾いていて、以前中学の時に自己流で弾くようになり、もっと上手くなりたいと子供の希望でギター教室に年明けから行くことになりました。その事は母親はいい事だと思っていますが、ある方に話したらおそらくギターも続かないでしょうと言われました。

<解説>

>男の子は小学六年生から不登校になり、中学は全く行っていません。
このことから男の子は不登校と判断されます。不登校の基本的な対応法は登校刺激を取り除いて、その子どもなりの意思をしっかりと出させることです。

>高校は通信高校に入学して、今高校3年です。
男の子は不登校になっても、登校刺激を受け続けています。高校三年生までよい子を演じ続けて、三年生になってよい子を演じ続けられなくなったという意味です。通信高校の三年間、母親は学校に繋がっていてくれてその文案心だったかも知れませんが、男の子は言葉にしなくても辛さを感じ続けて、その辛さに耐え続けてきたのでしょう。男の子は母親を大好きだから、母親を悲しませたくないという意味で、よい子を演じ続けていた可能性があります。御母様が悲しむ姿が男の子にとって一番の辛いことなので、その辛さを回避するために、未だ耐えられた辛い通信高校に通い続けました。

>先日高卒認定試験は合格しました
よい子を演じ続けられたのが不思議なくらいです。それぐらい頭が良いお子さんなのでしょう。それに加えて、男の子には学校を忘れる時間が結構合ったと推測されます。大好きなギターを長時間楽しむことで、そこにしっかりと意思を出せていたのでしょう。

>来年の大学受験は諦めているようです。
其れで当面登校刺激が無くなると推測されます。不登校問題の解決に役立ちます。御母様が男の子の大学受験を諦めて下さったら、男の子は大学受験をしなくなります。つまり大学受験も受けたとしたらよい子を演じたと理解できます。もう限界に来ていますから、大学受験をしないと思います。

>最近の息子は家で何度か子供が自分から受験勉強を始めましたが続かなくて、家でイライラしたり暴力的になることが増えてきて、母親は男の子と二人の生活(父親は単身赴任)に限界が来て、今は母親の実家に(以前お世話になっていた)また戻る形になり、母親は自宅と実家をしばらくは行ったり来たりする予定です。
現在もうよい子を演じきれなくなってきているという意味です。勉強を諦めてあげた方が、男の子の将来が開けてくる可能性が高いです。

>というのは子供が祖父母とも上手くやれなかった事があり、その点も母親にとって心配なためです。
祖父母の方達は登校刺激になって居たはずです。祖父母の方達が男の子が学校で辛い思いをしていることを受け入れてくれていたら、母親との関係以上に良い関係になれたはずです。

>今回実家に移る前に男の子の暴力がひどくなり母親が耐えかねて二度ほど警察を呼んでしまいました。その時は子供がドアにカギをかけて母親を締め出したため、子供は警察の人との接触は無かったのですが、その件がきっかけとなり、母親の手に負えないためまた実家でお世話になっています。
男の子は母親を大好きだから、母親が男の子の勉強や進学を諦めてくれたら、とても良い関係になれると、信頼関係を取り戻せると、推測されます。

>しばらくは母親は子供と二人の生活が怖くなってしまいました、今年子供がまた不登校になってから、子供を見守る心づもりをしてやってきましたが何がいけなかったのか...どうしたらいいのかわからなくなってしまいました。
見守るという言葉を使いながら登校刺激を与え続けてこられていることに、母親は気づくべきでしょう。

>子供は毎日ギターを弾いていて、以前中学の時に自己流で弾くようになり、もっと上手くなりたいと子供の希望でギター教室に年明けから行くことになりました。
其れは良いですね。ギターに関して男の子は意思を出しているようです。ギターの先生次第では、男の子の心が元気になるのに役立つはずです。

>その事は母親はいい事だと思っていますが、ある方に話したらおそらくギターも続かないでしょうと言われました。
其れはギターの先生次第です。男の子のギターに対する意欲を尊重して指導をしてもらえると、男の子の心が元気になるきっかけになると思います。ただ受験には役立ちませんし、母親は受験を諦めた方が良いです。諦めた方がギターとの関係で受験が可能になる可能性があります。