運動会

娘は中学1年生。連休明けから不登校引きこもりになり現在に至っています。今月初めに運動会があることをネットで知り、娘は運動会に参加したいと言い出していました。母親は運動会にも行かなくて良いと娘に言っていました。
運動会当日は、早起きし、娘はお友達と登校し運動会に参加しましたが、競技には参加せず、保健の先生や私の近くで見学していました。その他は、お友達とおしゃべりしたり、係の仕事を手伝ったりしていました。その後、教室へ行って椅子を置いて解散だったのですが、最後の教室へ行ったとき、何かあったようです。帰ってきたからは、運動会にいかなければ良かった、最後教室に上がらなければ良かった、そしたらしでかさなかったのにといい大泣きしていました。
その後、落ち込んで、辛い、苦しいと暗い顔をしていました。
運動会前日までは、明日は何が起こるかワクワクするって思う日が増えた来たよ、など言ってきたり、表情もよく、落ち着いてお家で過ごせてるように感じていました。お休みすることも、勉強をしないことも当たり前のように普通に過ごし、ゲームも、タブレットもリビングや自分の部屋で楽しくやっている様子でした。呼吸も、食欲も少しずつ戻ってきていた娘でした。娘を運動会に行かせたことで、少しずつ癒やされてきた心をまた深く傷つけてしまったと、落ち込んだ子供を見て、母親の私の行動を思い、母親も落ち込んでしまいました。
荒れてるときは、母親の私の事も嫌がります。**の味方がいない。どこにも居場所がないと大荒れします。その時母親は何もできずただ見守るだけになってしまっています。なので、おちついた頃に、ギューをしたり、「大丈夫。大丈夫。ママは**が大好きだよ。絶対離れないよ。」と声をかけてます。
今日は、だいぶ落ち着いてきました。タブレットもゲームも楽しそうにやっています。「わたし、11月。12月は学校に行かないから、給食費止めてー。ヨロシクー」とたんたんと言ってきました。私は、「わかったーok!」とだけ、返事しました。

<解説>

>最後の教室へ行ったとき、何かあったようです。
学校に来ないことを責められたようですね。運動会に来られるのだから、学校に来られるはずだ、学校を休んではいけないと担任に言われたのだと思います。友達の可能性もありますが、影響は担任の方が強いと思います。それでも、お母さまの反対を押し切ってお子さんは運動会に行っています。逃げ道があったという意味です。その結果、その強い登校刺激の影響は限られますから、トラウマは一時的に反応をしても、トラウマ自身を悪化させません。お母さまは今まで通りの対応を御願いします。

>呼吸も、食欲も少しずつ戻ってきていました。
これは運動会後の話ですね。それで良かったです。不登校の子供として、お子さんに良い経験になりました。お子さんは学校が辛くて、もう学校に行かないと強く感じたと思います。

>ですので、少しずつ癒やされてきた心をまた深く傷つけてしまったと、落ち込んだ子供を見て私の行動を思い落ち込んでしまいました。
お子さんには逃げ道がありましたから、学校に反応をして子供を辛くするトラウマが反応をしただけで、トラウマは悪化はしていないと思います。

>荒れてるときは、私の事も嫌がります。**の味方がいない。どこにも居場所がないと大荒れします。その時は何もできずただ見守るだけになってしまっています。
大荒れを許してくださる御母様に感謝です。
今回の運動会の後もこのように荒れたのですね。もしそうだとしたら、とても強い登校刺激を今回もお子さんは受けたと思います。するとお子さんが学校に来ないことを非難したのは担任のはずです。

>なので、おちついた頃に、ギューをしたり、大丈夫。大丈夫。ママは**が大好きだよ。絶対離れないよ。と声をかけてます。
とても良い対応でした。母と子との間の信頼関係をとても強めたと思います。

>今日は、だいぶ落ち着いてきました。タブレットもゲームも楽しそうにやっています。私、11月。12月は学校に行かないから、給食費止めてー。ヨロシクーとたんたんと言ってきました。私は、わかったーok!とだけ、返事しました。
このことから不登校の子供としてとても良い経験をしたことが分かります。学校を利用しないで成長をすると決心したと思います。もう学校に行くと言わないと思います。家で成長をすることを続けると思います。
学校に反応をして子供を辛くするトラウマがある限り、子供は学校と関係しない成長をした方が、早く心を元気にして、その子供なりの生き方を見つけられます。但しこのトラウマが消失するにはとても長い時間を要します。母親はその時間を子供を信頼して待って上げる必要がありますし、子供として楽しい時間を過ごしていると、早くこのトラウマは消失していきます。