不登校の子どもと働く母親 1

息子は不登校引きこもりになって5年たちます。母親は仕事を持っています。不登校当初は荒れて、母親は仕事が出来ませんでしたが、子供から学校と勉強を完全に取り除いて、ゲーム漬け、ネット漬けにすることで、息子は荒れなくなり、母親は以後仕事が出来るようになりました。

<解説>

>息子は不登校引きこもりになって5年たちます。母親は仕事を持っています。不登校当初は荒れて、母親は仕事が出来ませんでした
その当時は御母様によって息子さんの辛い心が癒やされていなかったという意味です。不登校の子供の辛い心を癒やす第一歩であり、絶対に必要なことは、子供から学校とそれに関連する勉強や友達など(登校刺激)を取り除くことから始まります。

>子供から学校と勉強を完全に取り除いて、ゲーム漬け、ネット漬けにすることで、息子は荒れなくなり、
不登校の子どもから登校刺激を取り除いても、子供の知識の中に学校に行く物だという記憶があります。何もしていないと昼間は学校を思い出して、辛くなります。その原因の一つは思い出した学校が登校刺激になって、トラウマが反応をして居舞うという辛さがあります。それだけで無く、学校を思い出すと、学校に行かれない自分を意識して、学校に行かれない自分を意識すると葛藤状態になり、その結果辛くなります。場合によっては自己否定をおこしてしまいます。

ゲーム漬け、ネット漬けは、このような不登校の子供を辛くする学校を思い出す時間が無くなります。ネット漬け、ゲーム漬けで、学校に反応をして子供を辛くするトラウマが反応しないばかりで無く、学校に行っていない自分を意識することもありませんから、子供自身の姿に葛藤状態になることはありません。それでも昼間はどうしても学校を思い出しやすいです。夜になると、昼間より学校を思い出しません。その結果ゲーム漬け、ネット漬けと一緒に昼夜逆転の生活になってしまう場合が多いようです。

ゲーム漬け、ネット漬けの不登校の子どもは、上記の理由でとても心が楽になります。学校に行っていないけれど、勉強をしていないけれど、普通の子供に戻れます。その結果一人で留守番を出来るようになります。留守番と行っても母親が仕事に行っている時間帯の多くを不登校の子どもは寝ていますから。

>母親は以後仕事が出来るようになりました。
ネット漬け、ゲーム漬けという非常識な子供の姿ですが、その姿を母親が認めると不登校の子どもは一人でも留守番を出来るようになりますから、母親は安心して仕事に出かけられます。