長い間の引きこもり

>3年も引きこもっている17歳の息子についての質問です。
>長い間の引きこもりは、回避行動としては良いのでしょうか?
引きこもりは良いではなくて、仕方と言うがより子どもの心に沿っていると思います。不登校の子どもは登校刺激を避けるために引きこもるのですから、登校刺激が無くなるということが、不登校で引きこもっている子どもには一番大切なのです。

しかし現実に家の外に、部屋の外に、時には子どもの知識の中に、登校刺激があるから息子は引きこもっています。家の外の登校刺激をなくすることは出来ません。部屋の外にある登校刺激を、母親は何とかして見つけて、それを取り除く必要があります。それでも母親が登校刺激だと理解できない物が登校刺激になって居ることがありますから、そのような場合には自分の部屋の中に引きこもるのはやむを得ません。

息子の知識の中に登校刺激がある場合、息子は息子なりに楽しいことに没頭して、その知識の中の登校刺激を思い出さないようにしなければなりません。その意味で息子が引きこもってゲームやネットに没頭するのは、やむを得ないと言うより、この状態の息子に限って、心を元気にする良い方法です。

母親の立場から言うなら、母親と息子との間に信頼関係ができると、引きこもりを止めます。信頼関係を作り強める方法が、傾聴、共感とスキンシップです。これがあると息子は安心して引きこもられて、ゲームやネットなど、楽しいことに没頭している間に、学校に反応をして子供を辛くするトラウマFCRが弱まっていき、子ども発の意思が出てくるようになります。

>『こんなに長い間外に出られない自分は駄目なんだ』と自己否定は続いてます。
母親と息子との間に信頼関係が無いと、息子が表現していると理解してください。