引きこもりを止めるには

不登校引きこもりの子どもは、母親により登校刺激から守られて、心のエネルギーを高められて、自己否定を生じないで学校生活を終えた場合、今まで登校刺激であった物が登校刺激で生じる辛さを生じなくなっていますから、引きこもりを止めることができます。ただ、引きこもりを止めても直ぐに大人社会で活動ができるだけの心のエネルギーを持っていない場合があります。大人年齢になっても引きこもらないけれど、積極的に社会活動に参加できない場合があります。心のエネルギーはあるけれど、その心のエネルギーを社会活動に向かわせる方法を自分から見つけ出すことができないようです。所謂ニート、フリーターと呼ばれる人たちです。

>母親は毎日不安です。
子育てをして居る母親がその様に感じるのはよく分かります。子どもが不登校でなくても、母親は子どもに関してその様に感じることが良くある様ですね。その様な母親の心を支えられたらと思って、このような活動をしています。
ただ不登校引きこもりの子供の心から言うなら、母親が不安そうにしているのは今の自分では問題だ、母親を苦しめている自分は生きている意味が無いと感じる可能性があります。その可能性を無くするために、母親に笑顔が必要です。母親に笑顔があると、子どもは今の自分で良いんだと無意識に感じて、自分の楽しいこと、したいことに没頭できて、登校刺激を弱めて、心のエネルギーを高めていきます。

>子どもは「将来は会社員にはなりたくない」
人間関係をうまく作るのが難しそうだと言っているのだと思います。
自分なりに生きてみたいという意味かも知れません。

>「自営業がしたい。怒られたくない」
監視されたり、指示されたりされたくない。自分なりの世界を作りたいという意味でしょう。作りたいと思っていても、作るという意味ではなさそうですね。

>「お母さんが死んだらどうすると?生きていくには勉強をしないといけない」と言います。
お母さまが頼りだという意味でしょう。但し母親を信頼できないから、自分なりの知識を働かせなくてはならないという意味だと思います。これはきっと登校刺激を受けているからの発言だと思います。

>でも、具体的な行動は考えてないようです。
そこまでの心のエネルギーがないようです。今は登校刺激を避けるために、忘れているために、自分なりの楽しいことしかできないのだと思います。

>今の言葉はやはり、良い子を演じているのでしょうか?
子どもですから、直接的に自分の感じ方を表現できていません。自分の持っている知識を発揮して、自分の感じ方を表現しています。お母さまの立場からお子さんの心を表現するなら、よい子を演じていると言って良いと思います。お母さまは今ひとつ突っ込んで、お子さんを登校刺激から守る必要があります。