不登校になる3か月前くらいから、息子は息が苦しいといって、深呼吸を繰り返していました。今は学校に行かず、自宅でゆっくりしていますが、動画をみたり何かを食べたりしている時などに、なんか苦しい、と言いながら20分間くらい、深呼吸をします。過呼吸というほどではないです。
以前、医者にはチックのようなもの、と言われました。別のカウンセラーから、チックとは内面にむかう小さな問題行動で、不登校の子供では登校刺激や自己否定によるものだから、登校刺激をなくせばそのうち治まるとありました。深呼吸をする時に観察をしているのですが、直前の登校刺激はないようにみえます。可能性としては、本人もわからないくらいの、不安感が沸き起こり、それにより呼吸が苦しい⇒深呼吸をする、ということでしょうか?そのときは、本人が苦しさを訴えたら、共感とスキンシップ、訴えない場合はいつもどおり見ない言わない母親の笑顔が良いのでしょうか?
<解説>
>不登校になる3か月前くらいから、息子は息が苦しいといって
登校刺激による辛さから、自律神経症状を出していました。心は既にふとうこうだったのです。
>深呼吸を繰り返していました。
自律神経症状からの具体的な反応の仕方です。子どもが具体的にどのような症状を出すか、それを決める要因は子どもの過去の経験です。
>今は学校に行かず、自宅でゆっくりしていますが、動画をみたり何かを食べたりしている時などに
一見ストレス刺激が無いように思われます。しかし母親が気づかない登校刺激がある場合、子供の知識に登校刺激がある場合があります。母親が気づかなくても、母親は登校刺激を無くする必要があります。本当に些細な学校に関する物で、母親ではそれが登校刺激だと気づけないような物で、子供が登校刺激を受けていることを経験することがあります。
子供の知識に登校刺激がある場合を直接知る方法はありません。子供も気づけないし、母親も気づけません。ただ、子供がその子供なりに楽しいことに没頭していたら、その没頭という状態が知識の中にある登校刺激に反応をさせません。見方を変えたら、知識の中の登校刺激が機能をしていると考えられるときとは、子供がその子供なりに楽しいことに没頭できていないと理解できます。親から見て子供が楽しいことに没頭していると見えても、子供は楽しさに没頭できていないのです。
>なんか苦しい、と言いながら20分間くらい、深呼吸をします。過呼吸というほどではないです。
当面の対応は、母親の共感の言葉とスキンシップです。母親は子どもの過呼吸を解決しようとしない方が良いです。
>以前、医者にはチックのようなもの、と言われました。別のカウンセラーから、チックとは内面にむかう小さな問題行動で、不登校の子供では登校刺激や自己否定によるものだから、登校刺激をなくせばそのうち治まるとありました。
この考え方で良いと思います
>深呼吸をする時に観察をしているのですが、直前の登校刺激はないようにみえます。可能性としては、本人もわからないくらい、不安感が沸き起こり、それにより呼吸が苦しい⇒深呼吸をする、ということでしょうか?
子供の周囲に登校刺激が無くても、子供の知識の中に登校刺激があることを考えて下さい。子供が知識の中の登校刺激に気づかないように、楽しいことに没頭できていないと理解してください。楽しいことに子供が没頭できる環境を御母様は作って上げる必要があります。
>そのときは、本人が苦しさを訴えたら、共感とスキンシップ、訴えない場合はいつもどおり見ない言わない母親の笑顔が良いのでしょうか?
本人を前にした母親の直接の対応は、これがベストです。
繰り返しますが、子どもが楽しいことに没頭できない何かがあります。母親の対応は、何故子どもが楽しいことに没頭できないのか、その原因を見つけて解決して上げてください。