母親の迷い

11歳、不登校の息子です。元々好きではない人間に対して目をそらしたり、椅子に座ってぐるぐる回ったり貧乏ゆすりをしたりして話を聞いていない風はあります。安心する人には落ちついており、授業で立ち歩きや妨害するような子ではなく担任から指摘されたこともありません。ただ、最近では、ストレスを感じる状況ではどうしたのかと思うほど貧乏ゆすりや立ち歩きが激しく座っていられないようで本当に多動の子のように見えます。ADHDの特徴をみますとよく当てはまります。先生の動画を拝見しましてまず本人が安心できるようにつとめ体調不良での本人の受診は控えるつもりですが、発達障害がもしある場合はいずれは専門医を受診した方がいいのでしょうか。もし、心が強くなったとして、この先学校へ戻った時にその特性からまた傷ついてしまうのではないかと感じます。発達障害があっての不登校の場合の対応を教えて頂きたいです。

<解説>

ストレスを感じる状況では、と書かれていますが、母親から見てどのようなストレスなのか書かれていません。不登校の子供ですから登校刺激という意味なのでしょうか?登校刺激なら、母親が先周りをしてでも登校刺激を取り除き、子供なりに楽しいこと、多くの子供ではゲームやネットに没頭させれば、この問題を解決出来ます。但し時間がかかります。

発達障害と思われてしまうような症状を出す子供、ADHDと思われてしまう症状を出す子供には、子供自身を否定するようなストレス刺激が加わっている場合が多いようです。この場合になら、母親が先周りをしてでも共感とスキンシップ、それと同時に、「大好きだよ」という母親の言葉、「今のあなたで良いよ」という母親の言葉、「私の子供で有り難う」という母親の言葉を、子供がもう言わなくて良いと言うまで頻回に行う必要があります。この場合も時間がかかります。