不登校回復段階3

子供の頭痛や腹痛の訴えはほぼなくなり、最近では食欲も出てきました。
子供から話しかけてきてくれ会話も普通にできます。意思表示も増え、よく笑うようになりましたが、深い不安そうな呼吸をしています。全くしない時間もありますが、ゲームをしている時でも漫画を見て笑っている時でも何度もしています。苦しいのかと聞くと、ずっと苦しい、何で苦しいんだろうと言います。気になることがあるかと聞いてみたところ、友達がかわいそうだ自分のことは忘れてほしい、とのことでした。
以前、お友達から心配する手紙をもらって本人に見せてしまったり、遊びたいと誘いがきたことを伝えたことがあるためです。もともとお友達と遊ぶことが大好きな子なので辛いんだと思います。「お友達も今はそんなに気にしてないと思うよ」と伝えたのですが…
完全に不登校になり2か月経ち、家から出ず、お友達と会うこともないです。最近は外食に行きたいとは言い出していますが、ゲームをしていられるのが楽しいからずっと家にいたいそうです。
今は、親からの登校刺激はほとんどないと思うのですが、
子供や環境によると思いますが、心の苦しさが消えるには何年くらいかかるものでしょうか。登校しぶりや体調不良の期間は1年半くらいあったので回復には相当かかると思います。

<解説>

>子供の頭痛や腹痛の訴えはほぼなくなり、最近では食欲も出てきました。
母親が子供の周囲にある登校刺激を取り除いたので、心のエネルギーが0か、ややプラスになってきているという意味でしょう。

>子供から話しかけてきてくれ会話も普通にできます。意思表示も増え、よく笑うようになりましたが、深い不安そうな呼吸をしています。全くしない時間もありますが、ゲームをしている時でも漫画を見て笑っている時でも何度もしています。
母親との素直な会話が可能になっていますが、それでも時々登校刺激を受けています。子供の周囲には登校刺激は無いので、子供の知識の中に登校刺激があり、その登校刺激が時々子供を苦しめています。

>苦しいのかと聞くと、ずっと苦しい、何で苦しいんだろうと言います。気になることがあるかと聞いてみたところ、友達がかわいそうだ自分のことは忘れてほしい、とのことでした。
子供自身も自分の知識の中に登校刺激があることに気づいていません。その登校刺激から、友達という言葉を発しています。友達自体が登校刺激になって居るのか、登校刺激が何か知識にあって、その知識から友達という言葉を思い出している可能性が高いです。ですから友達を思い出させない方が良いです。ですから子供が友達を思い出すようなこのような質問、「苦しいのか?」とか「きになることがあるのか?」というような質問をしない方が良いです。

>以前、お友達から心配する手紙をもらって本人に見せてしまったり、遊びたいと誘いがきたことを伝えたことがあるためです。もともとお友達と遊ぶことが大好きな子なので辛いんだと思います。「お友達も今はそんなに気にしてないと思うよ」と伝えたのですが…
このような母親からの言葉は、子供の知識の中にある登校刺激を機能させて、子供をより辛くします。今後はしないようにしてください。見ない、言わない、笑顔です。

>完全に不登校になり2か月経ち、家から出ず、お友達と会うこともないです。最近は外食に行きたいとは言い出していますが、ゲームをしていられるのが楽しいからずっと家にいたいそうです。
不登校回復段階3の入り口の段階だと思われます。この心の状態だと、外食の話も出ない方が良いです。
外食の話が出ると、一般に心のエネルギーが大きくなったと考えられますが、この子供の物場合登校刺激から、未だ家に閉じこもっていてはいけないという思いを生じた言葉と考えられるからです。この思いがなくなると、完全な不登校回復段階3になります。

>今は、親からの登校刺激はほとんどないと思う
その様に推測されます。ただ、お子さんの知識には登校刺激があります。その登校刺激を機能させるものは、御母様の姿だと思います。それはこの時までお子さんに登校刺激を与え続けてきた御母様だかです。御母様の姿がないところでは、きっとお子さんは登校刺激を思い出さないと思います。

>子供や環境によると思います
母親のこの思いはオーラとして子供に伝わり、登校刺激又は自己否定に繋がりかねません。しかし、それがあっても、このところとても良い対応が続いているので、可能ならのこのような思いを母親が捨てた方が良いです。可能ならの範囲で良いと思います。

>心の苦しさが消えるには何年くらいかかるものでしょうか。登校しぶりや体調不良の期間は1年半くらいあったので回復には相当かかると思います。
御母様にこの思いを捨てることは難しいと思います。そのためにも、御母様はお子さんが求めてこない限り、お子さんから離れた方が良いです。御母様が御母様の楽しみに没頭した方が良いと思われます。場合によっては、御母様は短い時間からのパートなどの仕事に出られた方が良いと思います。