学校からの圧力 17

 

>一方で,学業の遅れや進路選択上の不利益や社会的自立へのリスクが存在することに留意すること。

大人の引きこもりは、克服できない社会での辛さから逃げるために必要です。逃げて大人の辛い心を癒やすために、その人にとって愉しいことに没頭する必要があります。愉しいことに没頭して、その人の辛い心を癒やし元気にする必要があります。

大人の引きこもりの場合、その愉しいことに没頭し続けて、社会に向かって再挑戦をしようとしません。大人には子どものような 「自分の属する環境に順応しようとする」 本能を持ち合わせていないからです。子どもの時に持っていたこの本能が無くなっているからです。

大人が引きこもりを止めて社会に向かって挑戦するためには、挑戦しようとする意思が必要です。理性から社会に向かって挑戦させる必要があります。そのためにその引きこもっている大人の周囲からの援助、手助けが必要です。

大人の引きこもりと異なり、(不登校の)子どもの引きこもりは子供の心の成長を阻害する物から逃げて引きこもり、心の辛さが無くなると、それだけで社会に向かって挑戦しようとする心のエネルギーを生じてきます。それは 「自分の属する環境に順応しようとする」 全ての子どもが持っている、子ども自身が持っている本能です。不登校の子供は安心して引きこもられたら(登校刺激から逃れられたら)それだけで、引きこもりを自分から止めて、社会に向かって動き出します。