Re: 「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 12

>● 「そのままでいいんだよ」 で本当にいいのか
> 「引きこもりは家から外に引き出すべき」
>  いまだに親や支援者の間には、そんな錯覚が根強く残る。

家の外に出て社会と関わるので、完全な引きこもりよりニートの方が良い、お金を稼いでくれるのだからニートよりフリーターの方が良いと、日本社会では考えられているようです。心が辛い人を社会との関わりで分類するだけでなく、そん人(大人の場合です)の心から考えて見ます。今回も不登校から引きこもり、ニート、フリーターになった大人の場合です。

完全な引きこもりをその大人の人の心から分類するなら
1)引きこもりをして居る自分すら許せないで、荒れたり問題行動をしたり、心の病の症状を出している大人。この完全な引きこもりの中には
1a)自分の部屋の中に引きこもって、家族が居ないときしか自分の部屋から出ない大人(絶えず自己否定で苦しんでいるので、部屋の中で絶えず荒れたり、心の病の症状を出してしまう)
1b)家の中で自由にして居る大人(家の中に否定される物が殆ど無いが、否定されると自己否定が反応をして荒れたり心の病の症状を出してしまう)
と区別されます。

2)引きこもりを許されて、その大人なりに愉しいことに没頭できている大人。このような大人の中には
2a)未だ心のエネルギーが不十分で、自分の意思で社会に出て行けない大人
2b)既に心のエネルギーが十分でいつでも社会に出て行けるけれど、社会に出て行く方法を探している大人
と居ますが、区別は出来ません。叉区別をする必要もありません。このような大人は、すぐにニートの姿になりますから。この段階になると、自分から自分を否定することは無くなります。親などの他人から否定される対応を受けた場合でも、その否定の程度が軽いなら、やり過ごすことが出来るようになっています。親などの他人がその大人の姿が引きこもりであることを気にしなくて良い状態です。まもなく自分から引きこもりを止めるからです。