Re: 「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 12

>● 「そのままでいいんだよ」 で本当にいいのか
> 「引きこもりは家から外に引き出すべき」
>  いまだに親や支援者の間には、そんな錯覚が根強く残る。

ニートをその大人の人の心から分類するなら、
1)本来なら完全な引きこもりを求めているのに、親から社会に押し出されている大人。その大人の知識(引きこもっていてはいけない、家の外に出なくてはならない)から、無理をして家の外に出ている大人。
2)引きこもっていないで、経済的に自立していないけれど、これからどの様にして社会と関わるかを探している大人。1)との区別が難しい。
3)自分が欲しい物を得る(情動の接近系)ために、その時だけ外に出られるが、それ以外の時は家の中に引きこもる

フリーターをその大人の心から分類するなら、
1)本来なら完全な引きこもりを求めているのに、親から家族から社会に押し出されてお金を稼ぐことを要求されている大人。叉は、その大人自身の知識(引きこもっていてはいけない、家の外に出なくてはならない、生活のためにお金を稼がなくてはならない)から、無理をして家の外に出てお金を稼いでいる大人。そのためにアルバイトをしている。
2)引きこもっていないで、経済的に自立していないけれど、これからどの様にして社会と関わるかを探している大人。1)との区別が難しい。
3)社会的な自立の第一歩として、アルバイトから仕事を始めている大人

常識的に引きこもりよりニートニートよりフリーターの方が社会的自立に近いと考える人が多いようですが、それが却って引きこもりやニート、フリーターと呼ばれる人を社会的な自立から当の蹴る場合が意外と多い子とを、この分類を元に、つまり心という観点から、次に述べてみます。