意識からの行動、習慣からの行動 5

>子供は楽しくなければ知的な行動をしません。自分の持っている知識を使うこともありますが、その知識を使ったという事実はその時限りであり、習慣化しません。只その知識を使ったと言う事実は、次に同じ辛さを経験したときに、同じ知識を利用して、辛さを回避しようとします。辛さからの回避の仕方が上手になります。
この言葉を敢えてもう一度書いているのは、今の学校教育がこの方法をとっているからです。今の子供達の多くが、学校で、家庭で、このような対応を受けているからです。

子供はその本能から、学校で学ぶことを喜びとしています。その意味で学校の存在は子供の能力を伸ばします。その伸ばした能力について、試験をして評価をします。その評価で良い結果を得た子供は、それを喜びに=報償として、叉新たな挑戦をしようとします。自分の能力を伸ばそうとします。学業の成績を伸ばすことが出来ます。

運悪く悪い評価を受けた子供は、その評価で子供が責められないなら、母親にできが悪かったことを共感して貰えたら、問題を生じないで、子供自身で次の挑戦を受け入れてくれます。自分から新しい知識を身につけようとします。其れは子供の本能からです。その姿に、その結果に母親が喜んでくれたら、その本能をより発揮しようとします。子供の方から楽しんで勉強をしようとします。