大人の引きこもりへの援助

一般の人への援助ではなく、大人の引きこもりに援助を行う場合、援助を受ける大人はどの様に感じるかを述べてみます。

大人の引きこもりが、意識している、意識していないにかかわらず、希望をしている援助を周囲の人から受ける場合、希望が満たされるのですから、大きな喜びを感じます。心のエネルギーを大きくします。発展性が有り、場合によっては引きこもりを止めることも出来ます。多くの援助はこの目的のためになされます。援助に意味を生じます。

大人の引きこもりその人が希望をしていない援助を周囲の人がすると、大人の引きこもりの人は自分の希望がある場合には、その希望を無視されたと感じます。自分に不足の点があるからそこを埋め合わせようとして周囲の人から援助を受けると潜在意識で反応をします。つまり自分に不足があると指摘されたと、周囲の人から否定されたという意味に潜在意識で感じ反応をするのです。この感じ方を多くの大人の引きこもりの人は意識をしません。

このように大人の引きこもりが希望している援助か希望していない援助かで、全く意味が異なってきます。周囲の人がよかれとしてする援助でも、援助の意味の効果が援助として引きこもりの大人を元気にする場合と、逆に元気を奪ってしまう場合があります。

もう少し続けてからその後、本論に戻ります。