大人の引きこもりへの援助 2

大人の引きこもりについての援助とは、それなりの活動をしている人たちからの援助を指しています。一般の人は大人の引きこもりの援助をしません。両親からの大人の引きこもりについての援助は既にして居て解決しないから、大人の引きこもりが存在し続けています。解決しないからそれなりの活動をしている人にお金を払うことで行うことになります。

大人の引きこもりについての活動をして居る人たちは、その活動からお金を得ています。お金を得るためにそれなりの結果を出さなくてはなりません。見た目だけでも結果が出ているようにしなければなりませんから、当人の意思に反してでも家から引き出して、仕事をさせようとします。そのためにそれなりに工夫をしますが、結果が優先して、大人の引きこもりの人の心にそれほど配慮しませんから、一見結果が出たようでかえって問題を難しくしているようです。

無料で、ボランティアで、大人の引きこもりについての活動を行っている人たちも居るのかもしれません。それでも引きこもりの大人の心を否定している可能性がとても高いです。このことは次回に述べます。

本題に戻ります。

H3)、N2)の心のエネルギーはほぼ0です。若干見かけは違っても、本質的に同じです。この大人に対して援助をしようとする対応自体が最初に心のエネルギーをマイナスにしますから、援助をしようとするだけでは援助を回避してしまいます。ただ援助と一緒にプラスのエネルギーを生じる物(報償)を与えると、援助を受けてくれます。但しその援助の結果がこの大人にプラスのエネルギーを与えないと、その援助の効果が無くなります。元の姿に戻ってしまいます。場合によっては自己否定を生じて心のエネルギーがマイナスになってしまうこともあります。