弟がうるさい 4

あくまでも長男の心に沿った対応です。

次男の方の声がうるさいと言う訴えを認める筆世があります。しかし実際に止めさせる必要はありません。お母様が止めさせるような努力をする必要があります。それは前述しました。
次に長男の方が勉強に集中出来ないという意味を解決する必要があります。その理由としてその勉強自体が嫌だと言う意味と、今は出来ないという意味があります。勉強自体が嫌だと言う場合には勉強と一緒にお母様は長男の方が喜ぶような何かを与えると解決します。例えば母親からのスキンシップ、長男の方が喜ぶ者やおやつを与えるなど、物を与える必要があります。

今勉強をするのが嫌だと言う場合には、その時の勉強を止めさせて長男の方が好きなことをさせるという方法があります。大人が嫌がるゲームも、このようなときには効果的です。ゲームを終えたら勉強に取りかかれるからです。

常識的に大人は勉強を最優先しますが、それは大人の価値判断です。子どもの立場から言うなら、基本的に押しつけられた勉強が楽しいはずがない(自分から求める勉強には、この話は通じません)です。楽しくない勉強を押しつけるのですから、それを繰り返すことで子どもは勉強への拒否反応を強めてしまいます。それは子どもが不登校になる心の仕組みと同じです。