ある意見 3

>特徴として、不安や葛藤が少ないが、刺激を受けない状況から何となく不登校を続け長期化してしまい、学校や社会に適応しずらくなる子供たちです。
この言葉は子どもの心の仕組みを知らない人の言葉です。
登校刺激がないなら、不登校の子供は不安や葛藤が少なくなっていきます。登校刺激がないから、安定した不登校を続けられて、心のエネルギーを高めることが出来て、ある期間が経ったら、学校に向かって、社会に向かって動けるようになります。その時期には登校刺激に反応をしなくなっています。学校や社会に適応できるようになっています。

登校刺激を受けた不登校の子供は不安や葛藤が強くなり、心がとても不安的な不登校になります。不登校問題の解決が難しくなって行きます。登校刺激を受けた期間が、程度が少ないほど学校や社会に早く適応できる心になることが出来ます。

>このタイプの子供は、受容期(95年以降)に急増しました。
きっと登校刺激が不登校の子供には問題を生じる、不登校問題の解決が難しくなることを知る人が増えた時期ではないかと思います。

>このタイプの子供たちには、学校での人間関係のちょっとしたトラブルや、休む理由がはっきりせずに何となく不登校になってしまった子供たちが
不登校になった理由がはっきりしないのは、不登校の子供の心を知らない人が口にする言葉です。不登校になった理由は沢山あって、それらが加重して、子供が不登校になっていますから、不登校になった原因を見つけたとしても、それは数ある不登校の原因の一つにしか過ぎないのです。不登校についてその原因を考えること自体が、不登校の子供の心を理解しない人がすることの一つです。