このような質問を受けました。 2

不登校の子供に適度に登校刺激を与えた結果、学校に行けるようになってその後も登校し続け、大人になってもちゃんと社会に出て働き続けている人もいます。
不登校の子供をその心から分類すると
1.持って生まれた性格から学校という子ども社会、集団生活に拒否反応を生じる子ども(このような子どもも子どもの集団が好きですし、新しいことを学ぶ事も好きです。但し日本の学校のあり方に合わなくて、拒否反応を起こしています。このような子どもは以外と外国の学校に行ける場合が多いようです)
2.学校内に具体的な恐怖刺激が有り、それに反応をして、学校に行けなくなる子ども(恐ろしい先生、学校内に虐めがある、嫌いな科目や給食があるなどです。fecorのある子どもと異なって、学校そのもの、学校の概念に反応することは無いので、特別教室やフリースクールなどに通うことは出来る)
3.学校に反応をして子どもを辛くするfecorがある子ども(学校を見聞きしただけで、学校に類似する物に反応をして辛くなります。親や周囲の大人から見たら、なぜ子どもが学校に行けないのか分からない子どもです)

1.の子どもは小学校入学当時から叉は入学して短い時間で学校に行けなくなります。このような子どもでも入学当初はよい子を演じて一生懸命学校に行こうとしますが、耐えきれなくなって学校に行けなくなります。それを無理をして学校に行かせようとすると、fecorを学習して、3の形の不登校に以降をします。

2.の子どもの不登校と3.の形の不登校と普通の人では区別できません。この形の子どもは学校内に具体的な恐怖刺激が無いと、無くなると(例えば怖い先生が居なくなる、虐める友達がいなくなる)、学校に行かれるようになります。学校自体に反応をするfecorがありませんから、登校刺激をしても大丈夫です。登校刺激をして、未だ学校内に子どもが辛い思いをする恐怖刺激が残っているなら、子どもは学校に行こうとしません。それでも無理をして子どもを学校に行かせようとすると、3.の形の不登校になります。解決が難しくなります。
学校内に恐怖刺激が無くなるのを待つ、子どもに大きな接近系(喜び刺激、例えば母親の対応)与えることで、嫌悪刺激の回避系を相殺して、子どもを学校に行かせることが出来ます。学校内に嫌悪刺激が無くなると
この質問の不登校の子供の姿は、この2.の子どもだったと考えられます。多くの人が考える不登校の子供とはこの2.の心の子どもです。

3.の子どもの不登校は、登校刺激をするとますます状態が悪くなる子どもです。fecorを理解していない人では、対応が出来ませんし、fecorを消すにはとても長い時間が必要です。登校刺激を与えると、fecorが強化されますから、絶対に与えてはなりません。また登校刺激を与え続けることで、子どもが家の中では家具などをも和すなどの荒れを生じ、荒れない子どもは家の外で犯罪行為などの問題行動をする事があります。それがもっと進行すると所謂精神病の症状を出すようになります。ですから常識的な人ではfecorを消す対応を理解できません。fecorを消すにはとても長い時間が必要ですから、多くの人は焦りを感じてしまいます。子どもの将来に不安を感じるようになります。この質問者もこのような人です。