質問をされました 10

2.の形の不登校の子供には、学校内に具体的な恐怖刺激があります。それが生徒指導や指導に厳しい先生、体罰をする先生、虐める子ども等です。つまり2.の形の不登校の原因はいろいろあると言う意味になります。不登校の対応をしている人たちが、不登校の原因はいろいろあると言われるのはこのことを指しています。2.のような不登校の子供の問題解決をするには、この恐怖刺激を取り除くことで可能です。取り除けば登校刺激をして子どもを学校に来させることが可能ですし、他の子どもと同じ成長を求めることが出来ます。

3.の形の不登校の原因は 「学校」 だけです。だけど多くの大人はこの事実に気づいていません。学校内に不登校の子供にとっての恐怖刺激が無いと考えて、登校刺激を与えるし、学校に登校させます。学校に反応をして子どもを辛くするトラウマ=fecosの反応をますます高めて、子どもを辛くして、子どもを立ち上がれなくします。

多くの人は不登校の子供を見ると2.の不登校の子供と考えて子どもを学校に押し出します。しかし実際は軽いけれど既にfecosを持っている子どもは、そのfecosを強めていって全く学校に行けなくなります。それ故にfecosが軽い内に学校を休ませて、登校刺激を与えないで、家の中で子どもの成長を待てば、fecosは段々消失していって、普通の子どもに戻れるようになります。

2.の子どもでも、学校内の恐怖刺激に反応をする恐怖反応は、恐怖刺激に遭遇しなければ消失していきます。恐怖刺激の先生や友達を学校からなくせば、2.の形の不登校は解決するのですが、恐怖刺激の先生や友達を学校内から無くすることは出来ないことが多いです。その場合は3.の不登校の子供と同じように、学校に行かさない多様をして、学校内の恐怖刺激が無くなるのを待つ必要があります。