ある意見 4最終回

>そして、おきまりのパターンとして睡眠・食事・運動不足などから生活リズムが乱れ、なんとなく体調不良の状態で、ゲームやパソコンのオンラインゲームにはまっている人が非常に多いです。
登校刺激を受けて心がつらい子供の姿です。大人から見たら問題行動ですが、心がつらい子供の立場からいうなら生きていくために仕方がない姿です。それ以外の姿をすることができないのですから。もし大人が子供にこの姿をやめてもらいたいなら、あらゆる登校刺激を子供に与えないようにしなければなりません。しかしそれは実際上不可能です。
可能な限り登校刺激を取り除いて、子供自身が登校刺激を受けても、その子供なりに成長をしてもらうには、一時的にこの姿は仕方がないし、また必要だといっても間違いがありません。

>もともと消極的で内向的な性格をもっていた子供が
そのような子供が不登校になることもありますが、積極的で外向的な子供が不登校になる場合もあります。そのような子供が不登校になった姿は、消極的で内向的な子供が不登校になった姿と同じです。不登校になった子供の姿から、不登校になる前の子供の姿を推測することはできません。

>現実社会から離れて生活しているため、ますます自分にとって楽な道、匿名社会のパソコンのオンラインゲームにはまるようです。
上記のように登校刺激から自分を守るために、また心のエネルギー不足から最初は楽な道をとります。それは子供によって異なりますが、いろいろなゲームで楽しむようになります。なぜ、匿名社会のパソコンといわれている根拠がわかりません。

>しかし、はまり込んでしまうと、まるでオンラインゲームに依存しているような生活が何年も続くことが多いです。
子供がつらい心を忘れるために、忘れるに都合がよいゲームに没頭している姿をはまり込むと書かれています。大人がゲームにはまり込むのと内容は全く異なります。子供はつらい心がゲームで解消すると子供はゲームをやめるのに対して、大人はゲームをし続けます。いわゆるゲームオタクになります。子供ではゲームから次の楽しさに移行をして忌みます。

オンラインゲームは一人でゲームをすることを卒業した子供が次に没頭するゲームの形になることが多いです。その方が人との関わりができてより楽しいからです。オンラインで人との関わりができるようになり、子供が社会に出たときにすぐに役立つ能力を与えてくれます。

登校刺激がないと、子供は割と早期に不登校をやめて動き出します。それでも1年以上かかります。気がつかない登校刺激が子供に加わる場合が多いので、不登校問題の解決に何年もかかるのです。