ある男の子からの考え方 21

>母親は純一君の将来、特に大学進学をとても心配していました。内申書のために母親は純一君が問題児として見られることをとても恐れていました。何とかして純一君を学校に行かせようとしましたが、純一君はますます学校に行くことを拒否をして、

母親は、学校に反応をして純一君を辛くするトラウマ=fecorを知りませんでした。このfecorが後々まで純一君を苦しめることを知りませんでした。母親は、この甚一君の反応の仕方は一時的で、時間が経つと解決する、無くなると考えたのでしょう。今の純一君の混乱、問題行動はその内になくなるから、その後のことを考えて、つまり大学進学を考えていたのだと思います。

純一君を大学に進学させるには、高校側の協力が必要です。そこで今の純一君の姿を無視して、学校側に取り入るために純一君に関わったのです。純一君がいくら学校でないで辛くなっても(母親がそう考えていたはずです)、学校に反応をして辛くなっていても(母親はこの事実に気づいていません)、学校側から大学進学に必要な物を得たいと、それも可能な限りよい条件の物を得たいと思ったのでしょう。

この母親の対応はこのときの純一君の心の否定になります。ますます純一君を辛くしました。その結果、fecorの反応がより強くなり、学校を意識しただけで死ぬような思いになり、学校を意識しないために、引きこもるようになったのです。つまり純一君には、純一君の命と心を守るために自分の部屋の中に引きこもる必要があったのです。もちろん純一君は意識してこの行動に出たのではありません。fecorから生じる辛さを避けるために、無意識に自分の部屋の中に逃げ込んでいたのです。

この純一君の自分の部屋に引きこもるという姿を、母親は許せません。msgには書かれていませんが、母親はそれでも何とかして部屋から出して学校に行かせようとしたはずです。学校もそれなりに協力したはずです。それでも純一君が母親を拒否して自分の部屋に引きこもり続けたので、次の展開が起きたのだと思います。