大人の引きこもり 2

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20201223-00000025-sasahi-soci
の記事について、私なりの解説をしてみます。

>いわゆる引きこもりで、実際に自室にカギをかけて閉じこもっている人は多い。食事は廊下に置かれたものをひっそり食べて、家族も含めて他人とはディスコミュニケーション。ところが、家族とは普通に会話をして、日常生活は問題なく送れている引きこもりもいる。

心のエネルギーは何処に嫌悪刺激(大人だと否定と自己否定が主な嫌悪刺激)があります。嫌悪刺激が無いと引きこもりになりません。叉大人の社会に嫌悪刺激がない社会などありません。社会活動の中で否定される、その結果自分で自分を否定することが一番大きな嫌悪刺激です。ただし、嫌悪刺激は絶えずあるのではありません。嫌悪刺激が無いと、引きこもりの人も引きこもりを止めて、嫌悪刺激が内範囲の社会の中に出ていけます。

1)心のエネルギーが絶えずマイナスで、其れも極度にマイナスの場合、見かけ上引きこもっていても其れでも辛いから、自分の心の中に、所謂殻の中に逃げ込んでしまいます。その姿は所謂精神病の姿です。ただし、嫌悪刺激がない場所、つまり否定や自己否定が無いところ(その様な場所はまず無い)には出て行かれます。家の中や家の外まで出かけられます。然し出て行った先で嫌悪刺激に遭遇すると、精神症状を出してしまい、動けなくなってしまいます。
精神症状のある人はクスリを飲んでいることが多いです。クスリを飲むと嫌悪刺激が生じる症状を消すことが出来ます。それ故に引きこもらないである程度の社会活動が出来ます。この場合、見た目には引きこもりで無いように見えますが、完全に消し去れない精神症状、薬が持つ脳の機能の抑制作用、から、心が元気な大人と同じような活動が出来ません。それだけで無く、薬が脳以外の部位に作用をして生じる副作用から当人が苦しむことになり、薬が持つ脳の機能の抑制作用から学習能力が極めて低くなっています。それだけで無く、クスリを飲ますという対応自体が、その時の当人を否定することになり、薬により見かけ上の症状が軽減していても、当人は潜在意識で親や医者から否定されたことになり、この否定から辛さが、其れまでの辛さと相乗効果を起こして、よりその人を辛くしていきます。その加重した辛さを軽減するためにより薬を使うことになります。

2)自分の部屋の中で絶えず心のエネルギーがマイナス(大人の場合ですから、自己否定)の人は、部屋の中で荒れたり、問題行動をし続けたり、精神症状を出す様になります。それらを抑えるために、薬を使うことになる場合があります。心のエネルギーがマイナスでも、自分の部屋の中でゲームなどをして、その時だけは心のエネルギーをプラスに出来る人は自分の部屋に引きこもります。部屋の外には食事とトイレ以外には出てきません。ゲームなどで心のエネルギーを一時的にプラスに出来ないときは、部屋の中では荒れることが多いですが、それでもゲームなどで心のエネルギーを高めることが出来ます。部屋の外には心のエネルギーを奪う物(否定される物、または自己否定になってしまう物)がある場合です。

3)心のエネルギーがプラスで、自分の部屋にも、家の中に心のエネルギーを奪う物が無くて、家の外に心のエネルギーを奪う物(自分を否定する物、その結果自己否定になる物)があるとき、家の中や自分の部屋に引きこもって、家の外に行こうとしません。それでも自分の要求、つまり心のエネルギーが、家の外にあるつらいも、心のエネルギーを奪う物より大きいと、その大きくなったときには、その心のエネルギーを使って家の外に出て行けます。

4)家の外に心のエネルギーを奪う物が無ければ、家の外に行かれて、買い物や旅行などに行かれます。家の外で自由に生活が出来ます。ただし、自分の心のエネルギー以上に、心のエネルギーを奪うところには、出かけられません。心のエネルギーを奪う物がある所とは職場です。

4-1)その心のエネルギーを奪うところが絶えず存在していても、その場所以外の場所で心のエネルギーを奪われないなら、その様な場所に出かけられます。就労は出来ないけれど、それ以外の場所なら、社会生活が出来る場合です。いわゆるニートと呼ばれる人たちです。この記事で言われている人たちです。

4-2)家の外の同じ場所に心のエネルギーを奪う物があるときには、その場所に行かないけれど、その場所に心のエネルギーを奪う物が無いときには、その場所に行くことが出来ます。同一の場所でも、心のエネルギーを奪う物があるときには、その場所に行かれませんが、心のエネルギーを奪う物が無くなったときには、その場所に行くことが出来ます。職場に問題が無いときには働けますが、職場に問題を生じると働けなくなります。所謂フリーターと呼ばれる人たちです。

このフリーターという人たちの中には、職場に心のエネルギーを奪う物があるが、その時持って居た心のエネルギーとお金を得ようとする心のエネルギーとの和より職場での心のエネルギーを奪われ方が弱いと、フリーターとして働くことが出来ます。その和より職場での心のエネルギーを奪う方が大きくなったときには、働けなくなります。

ただし間違えていけないことは、職場に心のエネルギーを奪う物が無いのに、フリーターの形でしか職場が無いので、フリーターの形でしか就労できない人がいます。

5)家の外に心のエネルギーを奪う物が無ければ(その人を否定する物が無ければ)、あったとしても自分のここのエネルギーのほうが大きいなら、継続的な就労が可能になります。


a>の記事について、私なりの解説をしてみま