母親への拷問5

>子供が不登校になり、しかも赤沼先生のような対応をしたら一気にその横の繋がり、所謂地域や職場などのコミュニティから弾かれ孤立無縁になります。それがどんなに母親である私達にとって苦しく辛いことか、分かりますか。
私のけいけんからですが、多くの不登校の子供の母親は、この横のつながりでも苦しんで、子供への対応が十分に出来ないと悩んでいらっしゃいます。それ故に横のつながりを断ち切って、子供への対応を第一になさることをお勧めしています。それでも母親の中には横のつながり、と言っても同じ経験をしている母親とのつながりを求める方もいらっしゃいます。そのつながりを見つけるために私の所でもネット上で不登校学会を行っていますし、月に一回検討会という物を行って、仲間を見つけて貰っています。間違いなく、不登校の子供の母親の気持ちを理解出来るのは、不登校の子供を持つ母親しかいないからです。もし御母様のように、横のつながりを大切にしたいなら、その分お子さんへの対応が手抜きになり、おこさんが許してくれないと思うのです。御母様の発想を大きく変える必要があると申し上げます。

家庭が社会から孤立していても、子供が元気になると、母親にとっても家庭瀬活が楽しくなります。子供も、母親も、その子供なりに、母親なりに、社会との関わりが出来てきて、どの母親も社会からの孤立を気にしなくなっています。子供が学校に戻れば、不登校になる前の社会的なつきあいを取り戻せます。まず子供を元気にするのが第一で、そのために母親がいろいろな物を切り捨てるのはやむを得ないし、それも一時的です。

このように母親がいろいろな物を切り捨てて、辛さを全て背負っていらっしゃる子のになりますが、父親にその一部を持って貰うともっと問題が難しくなり、母親の方から父親が関わることを拒否するような結果になります。つまり子供が父親が関わることでもっと問題を難しくするからです。父親には陰で母親を支えて貰うのが一番です。その一番は母親の辛い思いを無条件で無制限に聞いて貰える父親です。

>なぜ母親は待てないのか
母親は待たざるを得ないのが現実でしょう。母親が待たないで子供を動かそうと、学校に行かせようとなさることは、母親として間違いではありません。然しその結果を母親が直に経験して、 「やはり待つしか無いと母親自身が判断する」 ことになります。その様な傾向を私が見て、母親は待った方が良いですよとアドバイスをしています。私が待たすのではないです。母親が感じ取って待つという現実を踏まえています。

子育ては夫婦の問題です。不登校の子供は母親にしか解決を求めません。その対応は母親の判断で良いです。その母親の判断でうまくいかないから、私に相談に来ています。私は現実を認め、子どもの心を認め、以下にしたら母親を元気にして子供に向かい合えるかを考えています。その判断として、他の人には無い、きっと世界中の人に無い、脳科学からの子どもの心の動きを加味して考えています。

>子供の辛い心が分かれば母親なら待てるはずだとでもいうような考えは、女性、は母親の心を知らない男性脳からの暴言とか思えません。
確かに私は男です。男ですが、母親達からの言葉を皆さんに伝えています。その際に他の男性に無い、女性にも無い、脳科学からの子どもの心の分析も加味して、より確実な方法を提案しています。繰り返しますが、私は男ですから、母親の思いを私自身で感じる事はできません。感じられないけれど、何千もの母親の訴えを伝えています。私自身の言葉の部分は、脳科学に根拠を置いた言葉です。
それを御母様がどの様に評価なさるかは御母様自身の問題です。