不登校の子供を持つ母親が、日々の生活が辛くて、仲間を求める場合です。その様な仲間になれる母親は、多くの親の会に居ます。母親がその様な会を見つけて、参加して、母親は心が楽になった、エネルギーを貰ったと言って自宅に帰ってきても、特別子供が変わりません。それでも母親は心が楽になるので通い続けます。
母親が楽になっても子供からの自発的な動きを生じません。その理由は、親の会では対応の方法を教えるだけで、子どもの心の内を教えてくれません。不登校を育てた経験者でも、子供によりその経験は異なります。参考になりますが、最終的に母親が対応を考える必要があります。
一番の問題点は、子供が不登校になっているのは、子どもに学校に反応をして子供を辛くするトラウマ＝fecorがある事を教えてくれないことです。このトラウマへの対応法を教えてくれない限り、子どもの不登校問題は解決しません。母親に、以下にしたら登校刺激から子供を守ることが出来るのか教えてくれないからです。
母親が母親の居場所を見つけて、母親の心が楽になって、子供が荒れないように出来ても、子どもの心の奥底にあるトラウマが解消しません。その結果子供は見かけ上おとなしくなっても、登校刺激を受けるたびに心が辛くなっています。母親が子供の辛くなってしまった心を癒やす事が出来ても、登校刺激で子供の心が辛くなることから、母親はますます子供がおかしいと理解し、子供は母親だけが楽になっている、母親が居場所に行くことを許せなくなります。
子供は母親に子供がいる地獄（地獄の辛さは子供によって異なりますが）に、母親もいて欲しいのです。母親を子供がいる地獄に引きずり込もうとします。つまり母親だけ心が楽になるこどで、子供への責めが少なくなり、一見子供は楽になるみたいですが、子どもの不登校問題は解決しないことは同じです。時間が経過していくばかりです。その間母親は以前より楽になりますが、子供はそれほど楽にならないばかりか次の問題を生じるようになります。その次の問題はその内にＭＳＧにします。
