心の病の症状

<質問>

子どもは病的症状を出しながら登校しています。
「子供が荒れなくなったら、母親の見ない、言わない、笑顔」の段階に進むのは、子どもに当てはめた場合、病的症状がなくなったら、ということでしょうか。
もう一点質問です。
症状があるなしの対応で明確な差は何でしょうか。
症状がなくなった時に減らしてもいい対応は共感とスキンシップですか?
症状がなくなるまでは心を癒す対応、症状がなくなったら自発力を養う対応、
ということですか?

<回答>

>子どもは病的症状を出しながら登校しています。
学校に反応をして子供を辛くするトラウマ=FCRが機能をしているので、不登校段階の1です。不登校解決段階の前段階です。

>「子供が荒れなくなったら」の段階に進むのを私の子どもに当てはめた場合、病的症状がなくなったら、ということでしょうか。
そうです。トラウマの反応症状が子どもの心の外向きに出たときに子どもは荒れますし、内向きに出たときに心の病の症状を出します。
そして周囲の大人について、子どもが荒れる場合には、子どもの性格に問題があると考えますし、子どもが心の病の症状を出している場合には、子どもは心の病を持っているから医療にかける必要があると考えます。現在の日本の子どもの場合、子どもが荒れたり問題行動をするのも、子どもが心の病の症状を出すのも、どちらも学校に反応をして子供を辛くするトラウマの症状と考えてほぼ間違いないです。欧米では子育てにおいて、親が子どもに辛い対応をすることで生じている場合が多いようです。あくまでも私の推測です。それでも最近は日本と同じ不登校問題が増えて来ているように感じます。

>症状があるなしの対応で明確な差は何でしょうか。
子どもの性格から、トラウマの辛い反応症状が子供の周囲へ、外向きに出たときに子どもは荒れますし、子どもの心の中、内向きに出たときに心の病の症状を出します。

>症状がなくなった時に減らしてもいい対応は共感とスキンシップですか?
共感とスキンシップは、子どもと母親との間の信頼関係を高める方法です。母親の子育ての基本です。不登校の子供でなくても、あらゆる子どもに必要な対応法です。特に子どもが荒れたり、問題行動をしたり、心の病の症状を出しているときには、より大切です。

>症状がなくなるまでは心を癒す対応
それだけでなく、不登校の子供では、登校刺激を無くする対応法がどうしても必要です。

>症状がなくなったら自発力を養う対応、ということですか?
私で言う、子ども発の意思を出させるという意味ですね。そうです。子ども発の意思を出せるようになると、子どもは母親を利用して自分を辛くする物を解決しようとしますし、解決出来ます。子供に求められないで、母親や周囲の大人が子供の心の問題解決しようとしてできたように見えても、多くの場合子どもがよい子を演じていて、解決出来ていないか、不完全な解決の場合のことの方が多いようです。