母親がしなくてはならない子供の基本的な対応の仕方(子どもの心の立場から)
{A}母親が子どもの成長に問題を感じないとき
母親が持っている子育ての知識から、子育てが可能
{B}母親が子育てにくさを感じたとき
2)(母親だけは、どのような子どもの姿でも)ありのままの子どもを認める
3)傾聴(時間制限をつけない。相槌は入れる、オーム返しはして良い。決してアドバイスや説明をしないこと)
4)共感とスキンシップ(大好きだよ、お母さんの子どもで有り難う、今のあなたで良いよ、と言う言葉を忘れないように)
{C}母親が、子どもが不登校だと気づいたとき
1)登校刺激を取り除く(不登校対応の基本)
2)(母親だけは、どのような子どもの姿でも)ありのままの子どもを認める
3)傾聴(時間制限をつけない。相槌は入れる、オーム返しはして良い。決してアドバイスや説明をしないこと))
4)共感とスキンシップ(大好きだよ、お母さんの子どもで有り難う、今のあなたで良いよ、と言う言葉を忘れないように)
5)子どもの要求を100%だけ、即座に、笑顔で叶える(非常識でも、危険でも、法律に反していても、母親だけは叶えようとする姿勢を見せる。その場合に必ずしも子どもからの要求を叶えることを意味していない。)
6)(子どもが荒れなくなっり、問題行動がなくなって、子どもが楽しみに没頭できるようになったら)母親は子どもを見ない、言わない、母親の笑顔、だけにする。別の表現をすると、子どもから求められない限り、母親は子どもから物理的に離れる。
7)其れ以後、子どもの動きを後追いするだけにする。決して先回りをしない。
できた時間で
*1子どもの心と大人の心とは異なる。子どもは本能と欲しい物を求めて行動するが、大人は知識から行動の多くをする。このことは、大人が考えた不登校の解決策が、子どもの心に沿っていない、子供が求める物でないことになります。
*2子どもは自分の心の問題を母親、まだは母親に代わる人に求めて、其れ以外の人に求めない
*3子供を辛くする物があると、子どもはその辛くする物から
逃げる
逃げられない時はよい子を演じる
よい子を演じ(大変に難しい概念なので、別機会に説明します)られなくなったときには、辛くする物に向かって荒れたり、問題行動をする
荒れたり、問題行動ができないときには、心の病の症状を出す
*4不登校とは学校に反応をして子供を辛くするトラウマ=FCRが機能をして、子どもは学校に行こうとしない
*5母親を辛くする子供の行動は、トラウマの反応症状です。トラウマが反応をしなければ子どもは母親を辛くする行動をしない。
*6トラウマは反応をすればするほど、トラウマの機能は強まっていく。
*7トラウマは反応をしない時間が長いと、トラウマの反応は弱まっていく。しかし消失するには何年もかかる
*8トラウマが反応をする辛さは、楽しさで相殺される。また楽しさに没頭できたら、それだけトラウマは早く消失する
のこの八つを、母親は知識としてしっかりと持つこと。
8)子どもが学校に向かって動こうとしたときには、母親だけはその動きを言葉で否定だけして、子どもの後追いだけ(子どもからの要求は、その要求の範囲内でだけ叶える)をする。子供が学校に行きだしても、同じです。
参考書
子どもは何を考え、感じ、行動するか(880円、風詠社)
子どもの立場からの不登校、いじめ、引きこもりについてのQ&A(500円、風詠社)