大人の引きこもり

ニュースで引きこもりの対応をしている親たちの回の放送がありました。この場合の引きこもりとは大人の引きこもりの話しではないかと思います。行政との結びつき、行政の関わりが述べられていたようです。

大人の引きこもりと子供の彦子守と、対応が異なります。それは大人の心と子どもの心とが異なるからです。子供の引きこもりへの対応と大人の引きこもりへの対応と、共通部分もありますが、大人の引きこもりには子供の引きこもりと異なって、自然とわき出してくる心のエネルギーがない事でしょう。大人の引きこもりの場合、子供の引きこもりと異なって、ゲームやネットを楽しんで心のエネルギーを高めても、社会的に自立するまでの心のエネルギーがなかなか貯まってこない傾向があります。

大人の引きこもりを許せない社会環境があります。それ故に大人の引きこもりでは、どうしても自己否定の要素が生じてきます。ゲームやネットで楽しんで居る自分を許せないと感じてしまう傾向があるようです。その結果、ゲームやネットを楽しむことで貯まってきた心のエネルギーを自己否定で消費してしまう傾向もあるようです。

大人の引きこもりの問題点です。
1)楽しいことが見つかると、いつまでもそこに止まって、それ以上自分から動こうとしない
2)自分の楽しみのためにお金が必要でも、積極的にお金を得ようとしない(多分次に書いてある自己否定のためか?)
3)日本文化の影響で、自己否定を生じやすい、自己否定の程度で、家から出て行く度合いが異なる。それが大人の引きこもりの姿を変える

親がどうしてもしなくてはならない事は
1)楽しいことを見つけさせる
2)のためには、親だけではどうにも出来ない面がある
3)親は自己肯定感を高める対応をする。社会に出たときに社会が自己肯定感を高める対応をする
と、親ではどうにも出来ない面があります。そのために大人のための引きこもりの会の必要性、行政の関与が必要なのかもしれません。