子供の自己否定

子供の心と大人の心と異なっていることに注目してください。
子供は肯定して欲しいのです。成長のための本能です。ですから何もなくて、自分から自分を否定する=自己否定をすることはありません。
子供は誰かから否定されると、母親に守ってもらおうとします。これも本能からの反応の仕方です。
子供が自己否定をしているという場合、子どもの心が辛くて耐えきれないのに、母親に守られていないという意味になります。または母親にその気がなくても、気づかないうちに子どもの心を否定している場合があります。

子供が自己否定をしていると分かったら、子供が自己否定をしている原因=外因を取り除く必要があります。子供自身で自己否定をすることはありませんから。例えば登校刺激です。

親から否定されていてその結果自己否定をしています。親が子供を否定をして居ることに気づかないで居るという意味でしょう。つまり親が子供を否定する言葉を言わなければ良いし、親が子供を肯定する言葉を言えば良いです。この場合常識的に子供を肯定する言葉を言うのではなくて、子供が自己否定をしているその心を肯定してあげる必要があります。つまり、言葉としては共感だけです。

母親が発している言葉のどれが子供を否定しているのか、分からない場合が多いです。また子供が自己否定をしていると子供の心が辛いから、その点にも対応をする必要があります。それ故に母親が子供のためと思う言葉も、基本的に言わない方が良いです。母親がしなくてはならないことは、子供の辛さに共感だけしてスキンシップを、子供がもういいと言うまで、し続けると良いです。