母親の代弁

小4小1の姉弟が登校の支度をしていると不登校で引きこもっている息子が降りてきて食事を始めました。
小4の娘が「今日は行きたくない。テストがあるから。」と言い母親を困らせていました。すると息子が、「お前はちゃんと行け!テストが理由で行かないのは違うだろ。テストなんかすぐ終わるし、いじめとかそう言う理由なら仕方ないけど、ちゃんと行け」と、言いました。そこで「ママと車で行こうか?」と母親が言いました。すると息子は「ちゃんと歩いていけ。もう、小4なんだし、雨も大したことないぞ。と、息子が兄らしい言葉で言いました。娘は素直に従いました。
姉弟が出かけた後も息子はしばらく話していました。だまって頷いてききました。そしてしばらくして自分の部屋にはいって眠っているようです。
今日のブログを読み、このブログでの言葉、信じ抜くと言う意味がよくわかります。息子を信じ抜くことで、息子は自信を取り戻しているように思います。母親の気持ちに応えてくれているなと実感しています。母親を好きなんだとわかります。

>小4小1の姉弟が登校の支度をしていると不登校で引きこもっている息子が降りてきて食事を始めました。
これ自体は特別なことではないのですが、経験上不登校で自分の部屋に引きこもっている子供は昼夜逆転をすることが多いので、この息子さんの場合どれだけ心が元気になってきているのかと疑ってしまいます。以下の妹さん達への関わりを見ると、まだ安心して不登校になっていないのではないかと推測されます。

不登校の程度にはいろいろあります。それは学校に反応をして子供を辛くするトラウマ=fecorの反応の強さに依存しています。その反応の強さは登校刺激の強さ(家の中にある登校刺激、親が与える登校刺激、自分で持っている登校刺激)にも依存をします。この息子さんの場合、兄弟姉妹から受ける登校刺激がありますが、それはそれほど強くない場合が多いです。親が与える登校刺激で苦しんでいた息子さんですが、現在のご両親は登校刺激を与えないように努力をしているようです。しかし以前ご両親が与えた登校刺激が息子さんの知識に残っているから、それが登校刺激になっていて、その登校刺激が息子さんの今回の行動になっています。

>小4の娘が「今日は行きたくない。テストがあるから。」と言い母親を困らせていました。
学校に行きたくない理由はテストです。テストに自信がないだけでなく、その点数で母親に叱られる辛さがあるのかも知れません。でもそれはたいした理由になりません。それよりも先生から何か言われる結果、その話が母親に伝わって母親から何か言われるのが辛い原因になることがあります。
テストで評価されることが好きでないというのはもっと大きくなったときの理由だと思います。
理由はテストでも、学校が好きでない、テストをする授業が好きでないという理由が一番だと思います。学校が楽しくない、それをテストという言葉で表現している可能性が高いと思います。

>すると息子が、「お前はちゃんと行け!テストが理由で行かないのは違うだろ。テストなんかすぐ終わるし、いじめとかそう言う理由なら仕方ないけど、ちゃんと行け」と、言いました。
これは以前息子さんが御母様に言われた言葉だと思います。息子さんが考えた言葉ではありません。幾ら息子さんでも何もないところからここまで言えません。以前言われたことを思い出して言っています。思い出せると言うことが、今の息子さんに登校刺激があるという意味ですが、今母親から登校刺激が無くなっていても、かつての登校刺激の記憶が残っていて、忘れられていないという意味です。

>そこで「ママと車で行こうか?」と母親が言いました。
これは常識的には、優しい母親の言葉でしょうが、息子さんにも、おじょうさんにも、登校刺激になっています。それもとても強い登校刺激です。この言葉が母親から出る限り、母親が息子に登校刺激をしていない、息子の周囲に登校刺激が無いと言っても、母親自身が登校刺激になっています。

>すると息子は「ちゃんと歩いていけ。もう、小4なんだし、雨も大したことないぞ。と、息子が兄らしい言葉で言いました。娘は素直に従いました。
これも母親が息子に以前言った言葉を息子が覚えていて言った言葉だと思います。息子さんが登校刺激を忘れていない、息子さんの知識の中に登校刺激が残っているという意味です。

姉弟が出かけた後も息子はしばらく話していました。だまって頷いてききました。そしてしばらくして自分の部屋にはいって眠っているようです。
これは問題ありません。

>今日のブログを読み、このブログでの言葉、信じ抜くと言う意味がよくわかります。息子を信じ抜くことで、息子は自信を取り戻しているように思います。母親の気持ちに応えてくれているなと実感しています。
御母様の言葉、理解と、息子さんの不登校で苦しむ心とすれ違っている部分があると推測されます。御母様の尺度からの息子さんへの理解であり、息子さんの心に沿った理解ではないことが、今日の伏す古参の姿から言えると思います。まだまだ御母様の不登校の子供の心への理解が不十分です。

>母親を好きなんだとわかります。
それはその通りですから、息子さんは登校刺激を忘れることができないで居ます。