よい子を演じる

>登校刺激。先生から毎週投函される郵便物等には触れないでおります。
>学校のプリント等も目のつくところに置かないようにしました。
それでもお子さんに伝わることがあります。直ぐに処分をなさることをお勧めします。

>ただ、どうしても私自身がPTA役員をやっているので、私が学校に行くとなると気になるようです。
学校に対しては、嘘も方便で良いです。お子さんの病気(病気ではないですが、一般の人には病気で通じますから)の治療のために出かけられないとか言われてください。もし出席しなければならないときは、お子さんに買い物とか他の要件にしてください。

>今日も僕は学校に行きたいんだ!学校へ行く!と言い張っていました
登校刺激が加わっています。登校刺激を完全に無くする必要があります。具体的には質問をしてください。

>もっと心が元気になってから行けばいいよ、と言うと
其れでは不登校の子どもの心に沿っていません。このような説明は登校刺激になると理解してください。はっきりと「御母様は学校に行かなくて良いと思っている」と言われた方が良いです。

>、もう元気だ!僕は大丈夫だ!と。
これはお子さんがよい子を演じている姿、言葉です。お子さんがよい子を演じると言うことは、御母様がお子さんに学校に行って欲しいと願っているとお子さんが理解しているという意味です。御母様が心底、学校に行かなくて良いと思える様にならないと、このよい子を演じる言葉はなくなりにくいです。無くならないわけではないですが。

>今の担任のことは好きなので、先生に会いたいと。もう長くいるので、年度末に異動の可能性が髙く、会えなくなっちゃうかもしれないから会いたい、と。
>これも誰かから得た知識です。その知識からよい子を演じている言葉です。本心ではありません。本心は言葉でなく、行動に出ます。

>明日の朝は絶対に起こしてね!と。
これもよい子を演じています。言葉を換えると、御母様がどれだけお子さんに学校に行かなくて良いと思っているかという度合いを、お子さんがテストしていると考えても間違いではありません。

>朝は起こさなくなっていましたが、起こしてね、と言われたら起こしても
>いいのでしょうか。
>これもリップサービスなのでしょうか。
リップサービスです。御母様へのテストだと考えても良いです。絶対に起こさないでください。

>学校行くからと、毎日お風呂にも入っています。
これもよい子を演じている姿です。本心からの姿ではありません。しかしお風呂に入るだけの物理的なエネルギーを持っているのですから、対応次第では不登校問題の解決が早くなります。不登校問題の解決とは、お子さんの心のエネルギーが大きくなり、お子さんの活動の場が家の中から家の外に広がるという意味です。学校に行くという意味ではありません。

>朝は起こさないようにしているのですが、私が帰宅するとパジャマのままでソファでゲームをしている日々です。
息子さんの姿はそれで良いです。よい子を演じていた、テストをしていたという意味の証明になります。

>プロゲーマーになる!絶対になる!僕の夢なんだ!そのために頑張るんだ。
>僕の夢なんだから、新しいPCを買って!間に合わないんだ!と、ここ数日はこの話ばかりです。
経済的に可能なら買ってあげるべきでしょう。そうするとよい子を演じなくなります。つまりよい子を演じるとは、未だ没頭できる楽しいことがないと言う意味にもなります。没頭できる楽しみが大きくなると、不登校問題の解決がやってきます。

>どこまでいいよ、と言ったらいいのかもわかりません。
>気持ちはすごく分かるけれど今すぐは無理だよ、と言えば、じゃいつ?いつ買ってくれるの?と。僕のもの売ってもいい。夢のためなら!と泣いて騒いで。
可能なら即座に笑顔で叶えてあげるべきでしょう。しかし経済的に難しいなら、決してできないと言わないで、毎月ある金額を貯めて、貯まったら其れを買うことを約束してあげてください。お子さんの言葉を否定しないことが大切です。

>登校刺激への理解で、母への暴言や大声なども解決できるのでしょうか。
登校刺激を無くするのが一番確実です。次に楽しいことをさせてあげる必要があります。その逆でも大丈夫ですが、その場合にはその楽しいことに没頭できる必要があります。

>母はつい色々言いたくなってしまうので、何も言わないでとは言ってはあるのですが、
一般的に、其れは無理でしょう。

>我慢の緒が切れることもしばしばです。私もですが。。
>仕事で疲れていると、ついつい私も許容範囲を超えてしまうことがあり、
>いらないことを言ってしまうことがあります。地雷をふんでしまった、と思うのは後の祭りで
ある意味で仕方が無いですが、息子さんの本心を叶えてあげると、息子さんの反応が変わります。この事実を踏まえて、まず御母様が御母様なりに工夫をすることです。上記のように上手に息子さんの要求を認めていくと、お子さんは御母様にとても優しくなります。御母様が我慢をしなくて良くなります。