オーラとは何?

オーラという言葉を調べてみました。

オーラ (aura)とは、生体が発散するとされる霊的な放射体、エネルギー を意味する。転じて、ある人物や物体が発する独得な、または霊的な雰囲気や、なんとなく感じる力、威圧感なども指す 。なおオーラという言葉は、「微風」「朝のさわやかな空気」を意味する ギリシア語  、「風」「香気」「輝き」 などを意味する

不登校の子どもの問題に対応をしていると、母親の対応が良くなって、母親が不登校の子どもへの登校刺激を完全に取り除いてくれていても、子供が登校刺激を感じてしまう場合です。その際に、母親が気づかない登校刺激を持っている具体的な物が子供の周囲にある場合もありますが、具体的な登校刺激が無くても、子供が登校刺激を受けていると理解される状態です。

具体的な登校刺激が無くても、子供が登校刺激を感じてしまう場合には、子供自身が自分の知識から登校刺激を作っていると推測される場合です。子供の知識として、学校に行かなくてはならないという知識を持っていて、其れを思い出す場合です。不登校の子どもでも、殆ど全ての子供は、自分は学校に行かなくてはならないと言う知識を持っています。その知識を思い出したときに、その知識が登校刺激になって、とても心が辛くなる場合です。

子供は何も無いところで、子供は学校に行かなくてはならないと言う知識を、突然思い出したりしません。何かこの言葉を思い出す物があったから、子供はこの言葉を思い出したのです。しかし子供の周囲に具体的に学校を思い出させる物がないとなると、子どもの心に一番影響を与えるのは母親です。子供は何かにつけて母親を思い出します。しかしその思いだした母親は子供に学校に行かなくて良いと言っていますから、母親を思いだしただけで、子供はこの言葉を思い出すはずは無いです。でも、子供はこの言葉、子どもは学校に行かなくてはならないを思い出してしまうのです。そこで母親からこの言葉を思い出させるようなオーラが出ていると、この母親に対応をしている者として、判断します。

この母親から子供へ学校に行くようにとのオーラが出ていると言うだけでは、苦し紛れの説明と理解されても仕方が無いです。ところが苦し紛れの説明で無いことは、その母親への対応の中で分かってきます。つまり母親が放つオーラとは、母親が持つ、母親が子供に学校に行って欲しいと思っていると感じられる雰囲気です。その雰囲気を作る一番は、母親の笑顔です。不登校の子どもは意識をしていませんが、母親の笑顔に敏感に反応をします。母親に笑顔があると、不登校の子供は安心して自分の楽しいことに没頭できます。母親に笑顔が無いと、母親が言葉で学校に行かなくても良いと言っていても、母親が自分に許せない何かを持っていると感じてしまいます。其れは自分が学校に行っていないことだと、子供の経験から反応をしてしまう、子供の経験から笑顔が無い母親の表情が登校刺激の知識を思い出してしまいます。つまり、母親が放つ登校刺激になるオーラとは、母親に笑顔がないと言うことだと、判断されます。