不登校の子どもと働く母親 2

息子は小学3年生。5月の連休明けより学校ちょくちょく休むようになっています。その息子が「学校から帰ってきてお母さんが家にいると安心するんだよ。お母さんがいてくれてよかった。」と言いました。
共働きで母親の帰宅が遅い家は昔より遥かに増えています。生活のため以外にも自分のキャリアのため働き続ける人も多いでしょう。息子は「それはダメだ」と言いました。「こんなんじゃ日本はこの先ダメだと」も言いました。

<解説>

>その息子が「学校から帰ってきてお母さんが家にいると安心するんだよ。お母さんがいてくれてよかった。」と言いました。
学校で心が辛くなった息子が、家庭で母親の存在でその辛さを癒やされたという意味です。しかし息子が家に帰ってきたときに母親が居てくれたから良かったという意味のようですが、必ずしも子供が家に帰ってきたときとは限りません。今までの経験ですと、子供が家に帰って寝るまでの間でも、母親からの共感とスキンシップがあれば、大丈夫です。

この息子の場合、学校でかなり辛い経けんをして、家に帰ってみたら母親が居て、タイミング良く母親が息子の辛い心を癒やしから、このような言葉になっています。家に帰ったとき母親が家に居ても、辛い子供の心を嫌そうとしなかったら、このような言葉にならなかったと思います。

>共働きで母親の帰宅が遅い家は昔より遥かに増えています。生活のため以外にも自分のキャリアのため働き続ける人も多いでしょう。息子は「それはダメだ」と言いました。「こんなんじゃ日本はこの先ダメだと」も言いました。
この息子の場合、母親に十分に癒やされて、本当に嬉しかったのだと思います。息子がちょくちょく学校を休んでいたと書いてありますから、息子は必ずしも母親から十分に癒やされていなかったのかも知れません。全然ではなくて息子さんが納得できるほど十分でなかったという意味です。息子の理解で、十分に辛い心が母親から癒やされなかった理由として、母親が仕事を持っていて、普段息子が家に帰った頃に母親が家庭に居なかったと言うことなのではないかと思います。

学校で辛くなった息子の心を、母親が今回は十分に癒やせたのは、心が辛い子供の心を母親が勉強して対応法を理解したからです。今回はたまたま母親が仕事の関係上家に居ただけであり、息子が寝るまでの間に、今回の母親の対応があったなら、其れで全く問題ないはずです。