コメントにお答え

>mitsuri2012さん
私自身、不登校の子供の避難について対応をしたことがないので、お答えは頭の体操になります。
不登校段階4の場合、意思を出せるようになっていますが、未だ登校刺激に反応をすることが多い不登校の子供です。但しトラウマの反応は弱くて、強い意志(強い情動の接近系=大きな喜びを得られる)を出せたら登校刺激より意思からの行動が優先できる子どもです。
>避難先に強い登校刺激がなければよいと解説されておりますが、無事避難できて、例えば避難先が、現在登校していない小学校の体育館で、そこである程度避難生活を送ることになった場合、これは強い登校刺激にあたるのでしょうか?
不登校の子供でも運動会や文化祭だけに参加する子供もいるところを見ますと、不登校段階4の子供なら、避難場所に行かれるのではないかと推測します。ただし、長い期間避難場所で過ごせるかという問題を考えると、その避難場所で子どもが何を楽しめるか、母親から、又は自分自身で、周囲の人たちから、どのような喜びを追加して与えられるかによって変わって来ると思います。何かその子どもなりに楽しく感じる物があると、その避難場所に居続けることができるのではないかと思います。
>それとも他の避難者がいれば通常の体育館とは様相が変わりますから登校刺激にならないものなのでしょうか?
登校刺激という意味では、変わらないと思います。但し不登校段階4の子どもでは、トラウマの反応が弱くなっていますから、登校刺激の強さはかなり弱まっていて、その子どもなりの意思を出すことで、トラウマの反応を克服できると推測します。例えばその体育館内で、その子どもなりに何かできて、その子どもなりに楽しく過ごせる場合です。
>体育館内で(許されるのならば)テントを張るなどして体育館内で引きこもらせるなどの対応の仕方で変わるものなのでしょうか?
不登校段階4の不登校の子供は、普通の元気な子どもに大分近くなってきています。子ども特有の能力、ある物をその子どもなりにうまく使って遊ぶ、楽しむと言うことができるようになっている可能性が高いです。もしそれが出来るなら、その子どもなりに楽しく遊ぶ、楽しく過ごすことで、体育館からの、周囲の人たちからの、登校刺激を相殺できると推測されます。テント生活をその子どもなりに楽しめるような対応をすると、そのテントを利用して避難生活が可能だと推測します。その場合にテント内に引きこもる場合もあるでしょうし、その点とを利用しながら、テントの外の周囲で楽しみながら避難生活をする場合もあると思います。