心が辛い大学生は子供の心

五月雨登校をしていた大学生です。結局留年になったようです。その母親はある不登校相談員と相談をしながら対応をしていました。
先日、その男の子が体調がイマイチのようで、自分の部屋にずっといたらしく、父親曰く熱はない、との事だったので、母親は相談員と相談して、声掛けもせずそっとしておいたそうです。そしたら、次の日になって、体調が悪いのにどうして今までみたいに声をかけてこないのか?とその男の子に言われ、結局母親はその事を謝ったそうです。その相談員からの質問です。
1)この大学生は母親にかまって欲しいのではないですか?
2)このような場合は、「見ない言わない」は通じないのでしょうか?
3)母親は、あれこれと先回りした声掛けをすべきなのでしょうか?

<回答>

その子どもの心は不登校、大学に行かれない心の状態だと思います。大学を退学させる対応が必要だと思いますが、その母親は理解しないでしょうね。少なくとも大学を忘れて、自分の部屋に閉じこもり、その子どもなりに楽しいことをさせると良いのですが。それが出来ていないようですね。

>父親曰く熱はない
父親を心が辛い子供、例え大学生でも、近づけない方が良いです。母親が熱を測れば、母親とのスキンシップになったのですが。

>そしたら、次の日になって、体調が悪いのにどうして今までみたいに声をかけてこないのか?とその男の子に言われ、結局母親はその事を謝ったそうです。
母親が子どもに謝ることは、子どもの辛さに共感するという意味で良いことです。それにスキンシップがあったらもっと良かったのですが。
少しうがった見方ですが、父親が子どもの熱を測ったことの不満を、母親にこのような表現の仕方をしたのかも知れません。

>1)この大学生は母親にかまって欲しいのではないですか?
そうではなくて、母親をテストしたのだと思います。共感とスキンシップ、ができて居ないという意味のようです。

>2)このような場合は、「見ない言わない」は通じないのでしょうか?
「見ない言わない」を本気で母親はしているのかどうかをテストしたのだと思います。母親の笑顔の記述がないので、普段から母親に笑顔がないのかも知れません。
心が辛い子供への対応は
ありのままの子どもをそれで良いと母親は考える。
子供の話を傾聴をする
母親からの先回りをしてでも共感とスキンシップ。先回りをして良いのはこれだけです。
子どもの要求を100%だけ、即座に、笑顔で叶える
其れ以外の時は、見ない、言わない、母親の笑顔、
です。

>3)母親は、あれこれと先回りした声掛けをすべきなのでしょうか?
大学生年齢でも心が辛い場合には、大学生は子供の心で反応をします。それは大人の心と異なります。母親は大人の心ですから、母親が色々と考えた先回りをした対応は、子供の心、大学生の本心に沿っていません。