アルバイトは登校刺激

不登校などの心が辛い子供についての話です。息子は16歳、小学校高学年から不登校引き籠もりです。息子の生活は昼夜逆転、目的があれば動く。年明けにはネッ友に会いに北海道に9日間行きました。家族とも特に変わらず笑いながら話をしたり、食欲もあり、穏やかな生活でした
最近、バイトの話をポツポツする様になり、そのあたりから娘に対するあたりがきつくなりだしました。なので娘も居づらくなり私の部屋に戻ってきました。息子の言い分としては娘の年齢の時は自分は常識的な子育てをされていて、スマホやゲームは制限されていた。ズルいと感じてしまう。年齢が小さいのに、何も言わない親はおかしい、尊重するのも感じるがこれは、「言いなり」だ。スマホやゲームを制限させろ。できないなら私がが娘に制限かける。でした。その時にこうなったのはお前のせいだ。というような事も言われ、この家とは考えが違うし縁を切りたい。18になったら出ていく。とも泣きながら言われました
母親はひたすら息子の話を聞いて、オウム返しし、謝り、バイトはしないで、好きな事をして欲しい。お金も出せるだけ出したいと思っている。と伝えました

<解説>

>息子の生活は昼夜逆転、目的があれば動く。年明けにはネッ友に会いに北海道に9日間行きました。家族とも特に変わらず笑いながら話をしたり、食欲もあり、穏やかな生活でした
子ども発の意思が出てきているようです。心のエネルギーが大きくなってきています。

>最近、バイトの話をポツポツする様になり、そのあたりから娘に対するあたりがきつくなりだしました
バイト自体は登校刺激ではありませんが、息子さん自身の何かの理由で登校刺激を感じてしまっている可能性も否定できません。
息子さんは学校に行かなければアルバイトをしなくてはならないと感じているようです。未だ心が完全に元気になっていない子どもでは、~しなければならないという思いは、その子どもの心をとても辛くするようです。必ずというわけではないですが、頭が良い、真面目な子どもは、学校に行かないなら、アルバイトをしなくてはならないと考えてしまうようです。
つまりアルバイトは登校刺激ではありませんが、息子の心に大きな圧迫感を与えてしまっているようですので、その圧迫感が登校刺激のように機能をしているようです。

>この家とは考えが違うし縁を切りたい。18になったら出ていく。とも泣きながら言われました
この言葉からも、息子は学校という概念に未だとらわれている部分があるようですから、母親はそれを取り除いて上げる必要があります。

>母親はひたすら息子の話を聞いて、オウム返しし、謝り、バイトはしないで、好きな事をして欲しい。お金も出せるだけ出したいと思っている。と伝えました
母親のこの対応で、アルバイトと学校との結びつきはだんだん弱まっていくと推測します。息子からもっと享楽的な遊びなどの楽しさの話が出るようになると良いのですが。