学校からの圧力 18

>一方で,学業の遅れや進路選択上の不利益や社会的自立へのリスクが存在することに留意すること。

大人でも、子どもでも、心が辛い人は、その人を辛くするものからその人を守って、その辛い心を癒やして(その姿は引きこもりの姿になります)、心を元気にする必要があります。

子どもは心が元気になると、子どもが持っている本能から、社会に向かって動き出します。その際に生じる問題点を母親を利用して解決しようとします。ところが大人にはこの本能がありません。大人は心が元気になっても社会に向かって動き出そうとしません。現状維持になります。ですから心が元気になった大人には、社会に向かって動き出すための手助けが必要なのです。

この大人への対応を不登校で引きこもりの子ども達に行ったとき、子ども達は否定されたと理解し、反応をします。それはやっと元気になりかけた子供の心を辛くしますし、心を元気にする機会を奪ってしまいます。引きこもりの問題の解決を難しくします。

結論で機に言うと、不登校の子供では安心して引きこもることで、子どもの社会的自立が保証されます。引きこもりを止めさせようとする対応が、子どもの社会的な自立を奪うことになります。引きこもりを止めさせようとすることが社会的自立のリスクをきくします。

くれぐれも大人と対応が異なることを、ある意味で反対なことを、多くの人は、社会の人は、知るべきでしょう。