大人の引きこもり 8

就学年齢を終えた引きこもりの子どもや大人に残っているのは、この自己否定です。この状態で大人年齢になっても、この自己否定を避けるために、引きこもりの大人は享楽的な遊びに没頭せざるを得ません。それを否定されて、引き籠もりを止めさせられる対応を受けると、その人のあり方を否定されたと反応をして、その結果自己否定を起こして、程度はいろいろでしょうが、回避行動を始めます。

回避行動の逃げるは、より引きこもりを強めるという行動になります。

よい子を演じるというのは、その引きこもりを止めさせられる対応を受けたとき、その対応を受け入れて、一端引きこもりを止めるような行動をしますが、その後もっと強く引きこもるようになるか、荒れたり問題行動をしたり、心の病の症状を出すようになります。

荒れたり問題行動をするとは、引きこもりを止めさせようとする人やその人の所有品に対して破壊行動に出ます。または社会に出て、引きこもりを止めさせようとした人が困るような事件を起こします。此が良くニュースに出てくる引きこもりだった人が大事件を起こす背景です。

心の病の症状を出すとは、所謂精神病の症状です。親や親で不可能なときは他の大人の力を利用して、その人を精神関連の病院に連れて行き、投薬を始める場合です。薬の力で自己否定で反応をするトラウマ=fecorを反応させなくさせられてしまいます。此はますます自己否定を強めてしまい、精神症状を強めてしまいますから、ますます投薬量が多くなり、薬漬けという形になってしまいます。