心のエネルギーの分配 5

親は心のエネルギーを親が希望する方向に注いで貰いたいです。子どもからしない心のエネルギーの分配を、親が希望する方向へ向けて欲しいです。親が希望することを子どもにして欲しいという意味です。既に心のエネルギーが大きくなった子どもが自分からその方向に分配をしてくれたらありがたいのですが、其れをしてくれないから、親が希望する方向へ子どものこころのエネルギーを分配して欲しいと親が思うようになります。

子どもを信頼して待ち続けるのが一番無難な対応法です。多くの不登校の子供を持つ親に其れをして貰っています。子どもが全エネルギーを注ぐゲームなどの享楽的な楽しみには慣れがあります。登校刺激がある間は慣れがありませんが、登校刺激が無くなると、慣れの要素が出てきます。

その慣れをなくすために新たな別の協約的な楽しみを見つけます。其れにも限界がありますから、やがて子どもは享楽的な楽しみ以外の物に、心のエネルギーを注ぐようになるからです。今までしてきたことを止めて全く別なことを始めるようになります。自分の楽しみ以外に母親が喜ぶことも子どもにとって楽しいことですから、それにもエネルギーを注ぐようになるからです。