宗教関連の物

<質問>

二階に夫と長年不登校の長男と、学校に通っている次男の部屋があります。長男は次男の部屋から聞こえる笑い声などが嫌だと言って、一階の私の部屋で過ごしています。母親はリビングで寝起きをしています。リビングにある神棚が長男を苦しめていることにはびっくりしました。神棚を実家に預かって貰ったら、長男はリビングに来るようになりましたから。

<回答>

お母様なりに努力をお願いします。只、現在の対応は悪くはないです。現在の対応に何を付け加えて出来るかを考えてあげてください。

次男もお母様に、長男にも、優しいはずです。お母様の考え方として、兄弟の間に何か問題を生じても、その時はその時と考えるようにしてください。先回りをして考えても、お母様が苦しくなるだけです。

宗教や神棚などの宗教関連の物は、不登校の子供が宗教の意味を理解できるなら、子どもをとても苦しくします。つまり、不登校の子供は今の不登校の自分を認めて欲しいのですが、宗教を含めて常識は不登校の子供に何々しなければならないという意味に理解されてしまうのです。ありのままの自分を母親に認めて欲しい、素直な自分を認めて欲しいという、不登校など心の辛い子どもにとって、宗教や宗教関連の元はとても辛くなるのです。ですから登校刺激と同じように、不登校の子供にはわからないようにしてあげるのが大切です。