子どもが父親の元へ 2

前回のMSGを読んだ不登校の子供を持っていて、同じような経験をしていた母親からの質問です。

>子どもが母親の私に元めっれない物とはなんでしょうか?
前回のMSGのようにお子さんは、お母様に無い何かをご主人に求めて居るのです。ただし具体的なある物、ある対応をご主人に求めているのではないです。お子さんは無理をしてよい子を演じて、ご主人に近づき、其れによりお母様を悩ませ、今の御母様で無いお母様を求めて居るのです。お母様にお子さんの心に沿った対応をしてくれるお母様、その様にお母様に変わって言うメッセージを送っているだけです。

>母親の私は子どもと楽しく過ごすように、子どもと楽しく話せるようにしているのですが。其れが違うという意味でしょうか?
もし本当にお子さんが楽しくお母様と過ごせたり、話せたりしていたら、お子さんは無理をしてまでご主人に近づきません。お母様は楽しく話しているつもりでも、息子さんはそうではない、息子さんの心に沿った理解をして欲しいと言う形の聞き方をして欲しいという意味でしょう。もちろん其れがご主人に出来ているという意味ではありません。

きっとお母様の話に、お子さんの将来への話し、勉強や学校の話し、お子さんへの提案など、お母様の思いを述べられていると思います。常識から言うなら、これは子どものためになると考えられます。しかし心が辛い子ども(現在辛い心の症状を出していません。出すぐらいなら父親に近づこうとはしません。それ故に積極的な、先回りをした共感の言葉とスキンシップを必要としません)へは、お子さんの要求を100%だけ無条件で即座に笑顔で叶えて、お子さんの話を無条件で制限無く聞き続け、お子さんが話してこないときには、お子さんを見ない、お子さんに言わない、お母様の笑顔が必要です。