＜質問＞
大学生の息子です。大学に毎日きちんと通学しています。只、テストの時になると、レポートを出す時になるとイライラしてします。それでもどうにかテストを受けて赤点をとって居ませんし、レポートも合格しています。普段から勉強をしているはずなのに、なぜ自信を持てないのでしょうか？この意味を教えてください。
＜回答＞
息子さんは学校というレールから離れられなくて、学校に行き続けて、大学生になっています。高校まではこのようなことがなかったのは、大学に入らなくてはならないと言う目的があったからでしょう。大学生になって、目的を持って、目的のための勉強をするのなら、日頃の勉強にもっと邁進できたはずです。所が目的がないけれど、大学に行かなくてはならない、試験やレポートに合格しなくてはならないとなると、なぜこの勉強をしなくてはならないのかという疑問を生じてしまいます。
息子さんはとてもまじめなお子さんです。まじめだから他の学生のように授業をサボって、大学生活を楽しむような学生生活が出来ないのでしょう。それは決して悪いことではないのです。試験に合格しなければならない、レポートがパスしなければならないという思いが強すぎるだけです。それは息子さんの性格と言えるかもしれません。所謂心配性と表現する人の方が多いと思います。
心配性とか、気が小さいとか表現される場合、以前に何か失敗をしてとても辛い経験をしたはずです。他の人から見たらたいした失敗ではなかったのでしょうが、当人にとってはとても辛かった失敗だったはずです。親としてして頂きたいことは、「頑張れ」というような励ましではなくて、息子が不安であると言うことに共感して母親だけはスキンシップをすると良いです。
息子さんに何か目的を持つことが出来たら、息子さん自身でこの問題を解決できます。それまでは解決を急がないであげてください。
