息子は中学2年生になる年齢です。小学4年生から不登校、引き籠もりです。今まで色々と荒れていましたが、現在は家の中で、ゲーム中心の生活です。体は成長していますが、子供として成長しているのかどうか、よくわかりません。ネットを通じて、何か知識を増やしているようにも見えません。
ただただ楽しい時間を過ごしています。楽しいことをすることで、心のエネルギーがたまるということですが、ゲーム以外で意欲的とはほど遠いです。
一時問題集を見つけて、それをしようとしていましたが、私の方でそれを止めました。しかしむしろずっと離れていた勉強や学校にに向かおうとして、葛藤している姿のほうが挑戦しているように見えてわかりやすいです。

<解説>
>息子は中学2年生になる年齢です。小学4年生から不登校、引き籠もりです。今まで色々と荒れていましたが、現在は家の中で、ゲーム中心の生活です。
以前よりは登校刺激が無くなったと考えられます。この方が不登校問題の解決に向かっていると言えます。

>体は成長していますが、子供として成長しているのかどうか、よくわかりません。ネットを通じて、何か知識を増やしているようにも見えません。
多くの子供はこのような経過をたどります。あるとき突然、爆発的に動き出します。その時母親は、子供がただ単にゲーム漬けで無かったことを知ることが出来ます。

>ただただ楽しい時間を過ごしています。楽しいことをすることで、心のエネルギーがたまるということですが、ゲーム以外で意欲的とはほど遠いです。
心のエネルギーには方向性があります。今はゲームの方に心のエネルギーが向かっていて、きっと少しずつでしょうが、大きくなっているはずです。心のエネルギーが大きくなったところで、子供が何か他の所に心のエネルギーを向ける必要が出来たときには、その貯まった心のエネルギーをそちらに向けます。その結果としてゲームに向かう心のエネルギーは減ってしまいます。

>一時問題集を見つけて、それをしようとしていましたが、私の方でそれを止めました。
とても良い対応でした。きっと息子さんはよい子を演じたのだと思います。本心だと御母様が止めてもそれを続けてしまいます。
息子さんに何か御母様によい子を演じなくてはならない何かがあったはずです。それは多くは登校刺激を受けた場合と理解して間違えることはありません。
見方を変えると、学校や勉強に関して御母様の本心を息子さんがテストした可能性も考えておくべきでしょう。もしテストなら合格です。

>しかしむしろずっと離れていた勉強や学校にに向かおうとして、葛藤している姿
これは息子さんがよい子を演じている姿という意味に理解できるのですが。よい子を演じるという言葉を使わなくても、息子さんが心の奥底から涌いて来る勉強したいという欲求が無い限り、又元の辛かった不登校状態に戻ってしまいます。
葛藤という言葉が当てはまる限り、本心でないと言う意味になります。

>のほうが挑戦しているように見えてわかりやすいです。
挑戦しているように見えると言うことはよい子を演じているという意味でしょう。本心ではなくて、母親の心を探っているという意味になります。それは決して挑戦ではありません。挑戦のように見えるテストを御母様にしているのでしょうから、その様な御母様はテストに合格しません。
でも今回の問題集のことでのテストに合格しているはずです。きっと御母様もお子さんの心が元気になってきたので、ちらりと常識が顔を出しただけではないかと思います。