学校がつまらない5 愚痴タイム

夕食の後片付けが終わりになる頃、息子が台所にやってきて、「母ちゃん、聞いてくれる?」と話し始めました。未だ仕事が残っていたのですが、このところの息子の様子に元気がなかったので、その理由が分かるかもしれないと思い、手を休めないで、「いいよ、聞くよ」と言いました。すると息子は今日学校であったこと、せんせいへの愚痴、友達がした意地悪とともに、学校での楽しかったことも話し続けました。

以前カウンセラーから子どもが話す話しの聴き方を教えて貰っていたので、自分の意見を言わないで、そうだったの、その様なことがあったのね、それはいやだったねとかそれは楽しかったねとかだけ言うように心がけました。すると息子は1時間近くしゃべり続けて、ああすっきりしたと言って、明日も聞いてねと言った後自分の部屋に行って寝たようです。

息子が自分から学校の話しをするのは初めてのことです。最近母親の私から学校のことを聞かなくなったので、息子の方から話して来たのには驚きました。きっと学校での出来事を私に話し買ったのだと思います。息子にとって「愚痴タイム」がとても大切なのだと思えました。

このことからほぼ毎日息子の愚痴タイムが続いています。いろいろと学校内での出来事を言うようになって、息子は毎朝生き生きとして学校に出かけています。話しには聞いて居ましたが、そして今までにはなかったことですが、男の子でも結構おしゃべりですね。愚痴タイムで話しをすることで、その日一日に決着をつけているように感じて居ます。